精鋭が接遇力を披露 配達業務品質の頂点は白岡センター パルシステム埼玉2025年12月2日
生活協同組合パルシステム埼玉は11月22日、「配達担当者応対力コンテスト」を蕨本部会議室で開催。生協宅配のラストワンマイルを担う県内8配送拠点の精鋭14人が、普段から培った接遇力を披露し、互いに見習うべき心遣いを学んで所属センターに持ち帰った。
互いの接遇力を確認し合った14人
出場者は、所属センターからの推薦を得てエントリー。2025年度上半期に誤配達や約束不履行、冷凍品の解凍や配達時の言動によるクレームを一度も受けていない職員が集まった。
コンテストは、利用者宅への配達を想定した3分間のロールプレイングを実施。「表情・挨拶」「商品の取扱い」「言葉遣い・会話」「信頼感」の4項目を審査員が5段階で評価した。
普段どおりの笑顔で接遇力を発揮した佐藤職員
各項目ともに高評価を得て優勝したのは、委託協力会社の株式会社三協運輸サービス(埼玉県越谷市)所属で白岡センターに勤務する佐藤優奈職員。センター代表として選出された佐藤職員は「審査には全力で臨みましたが、緊張で何をしていたか覚えていません。普段どおりの対応が自然にできたのだと思います。コンテストを通じ学んだことは、さらに配達の業務に生かしていきたい」と優勝の喜びと今後の抱負を語った。
14人の職員はそれぞれ、利用者の気持ちに寄り添う対応や接遇を発揮。「利用者宅への訪問時は、インターフォンを押して一定時間待ってから再度呼び出す」「相対時は、利用者を名前で呼び普段の感謝を伝える」「商品は、まとめ袋の上部をねじって落とさないよう両手で受け渡す」など、接遇時の基本的応対を確認し合った。
お互いに学んだ接遇のスキルは所属センターの同僚にも伝え、組織全体の利用者の満足度向上につなげていく。
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