温室効果ガス抑制研究加速を2017年6月8日
JIRCASが提言
国立研究開発法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)はこのほど、海外の国際農業研究機関や大学などと共同で、農業由来の温室効果ガス「一酸化二窒素」の発生を抑制する力を持つ作物品種の育成に向け、研究を加速化させる必要があると提言した。
農業で使われる窒素肥料は、土の中の微生物の力で植物が吸収利用しやすい形に変わるが、同時に窒素肥料の一部は一酸化二窒素となり、大気中に放出される。窒素肥料の多量投入は穀物の大量増産が実現した「緑の革命」の要因のひとつではあるが、地球温暖化の原因にもなっている。
JIRCASはこのジレンマを断ち切る物質を、熱帯牧草やソルガム(モロコシ)などの農作物が生産する能力を発見した。この能力を作物の品種改良で導入・強化することで、農業由来の温室効果ガスの発生を抑え、窒素肥料の節約につながることが期待される。
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