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養豚テクノロジーのEco-Pork、IoT連携など2つの技術実証事業を完了2021年4月12日

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養豚テクノロジースタートアップの(株)Eco-Pork は、ハードウェア実証・IoT連携含む2つの技術実証事業として熊本県菊池市の「令和2年度菊池市アグリ技術実証事業」と農林水産省「令和2年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業」を完了。また、鹿児島大学・准教授 小澤真氏を同社顧問に迎える。

菊池市の実証でIoTカメラで撮影した豚舎内の様子(日中)菊池市の実証でIoTカメラで撮影した豚舎内の様子(日中)

同社は、豚肉の安全・安定供給と養豚産業の環境負荷低減を実現するため、養豚業界にICTによる情報可視化ツール「Porker」の提供・IoTセンサーの開発提供を行うなど、養豚農家の作業効率改善・生産性改善・疾病対策などに取り組んでいる。今回の実証事業については次の通り。

■熊本県菊池市「令和2年度菊池市アグリ技術実証事業」

2020年10月に採択された熊本県菊池市「令和2年度菊池市アグリ技術実証事業」は、「IoTカメラによる野生動物の侵入監視と遠隔監視」を目的に菊池市内の養豚農場にて、Eco-Porkの開発したIoT温湿度センサー及びIoTカメラシステムを活用した。同プロジェクトは2月に報告を終えており、夜間の見回りの削減や過去の温湿度・豚舎内外映像の確認等を実現させ、省力化が叫ばれている中での作業効率改善に寄与した。

農水省の事業での実証報告の様子 農水省の事業での実証報告の様子

■ 農林水産省「令和2年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業」

2020年9月に採択された農林水産省「令和2年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業」は、複数農場間のウイルス検知・感染症リスク情報を収集し、地域防疫強化に役立てる技術シーズ「養豚ウイルスの効率的検出・分離法」につき鹿児島大学と共に取り組み、3月末に実証報告を終えた。

なお、これらのプロジェクト含め養豚産業等に関するアドバイザーとして、鹿児島大学・准教授 小澤真氏が同社顧問に就任した。小澤氏は、動物衛生学・ウイルス学が専門で、2012年から鹿児島大学に着任。鹿児島県・地域豚疾病緊急対策推進事業に係る地域推進会議 専門家委員等を歴任している。小澤氏は、養豚産業において甚大な被害を及ぼす感染症ウイルスの検出・診断・ワクチン開発に有用である培養細胞株を樹立したほか、豚感染症流行株の遺伝子解析を進め、従来の方法より高感度なウイルス遺伝子検出法を確立するなど、養豚産業の発展へ向け積極的に活動している。

小澤氏とはすでに上記農林水産省「令和2年度農林水産業等研究分野における大学発ベンチャーの起業促進実証委託事業」で、共同実証の実績がある。小澤氏は、顧問として参画し、同社が取り組む「養豚自働化」の開発・普及へ向け、動物衛生学・ウイルス学の見地から最新研究動向に関連した助言を行う。

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