対象作物を追加 AI病虫害画像診断「WAGRI-API」公開 農研機構2022年3月29日
農研機構、法政大学、ノーザンシステムサービスは、AIを活用した病虫害画像診断サービスと病虫害の基本情報を提供するWAGRI病虫害小図鑑を合わせた新たなサービスを「農研機構AI病虫害画像診断WAGRI-API」として4月28日から有償で公開する。
三者は、2021年3月に公開したAI病虫害画像診断システムについて、対象作物をこれまでの4作物(トマト・キュウリ・イチゴ・ナス)に、8作物(モモ・ブドウ・ピーマン・ダイズ・ジャガイモ・カボチャ・キク・タマネギ)を加えて12作物に拡充。
サービスイメージのために開発したデモアプリ判定画面
「農研機構AI病虫害画像診断WAGRI-API」として広く商用利用可能な形で有償公開。また、12作物の病害・虫害の生態・防除情報をまとめたWAGRI病虫害小図鑑もサービスの一つとして公開する。
12作物を対象とする「農研機構AI病虫害画像診断WAGRI-API」は、農業現場での情報サービス展開を検討する民間事業者向けに公開され、各民間事業者が実装する診断サービス・診断アプリケーションとして農業従事者へ届けることを想定している。WAGRIを通した民間事業者への公開によって、導入コストを抑えて迅速に農業現場へサービスが展開されることが期待される。
また、農業現場に社会実装されることにより、多くの病虫害画像がサーバ上に集積。これらの画像を有効活用することで判別器の継続的な精度向上が可能になる。
最新の記事
-
【令和5年度農薬危害防止運動】インタビュー・楠川雅史農水省農薬対策室長2023年5月31日
-
【令和5年度農薬危害防止運動】6月1日から3カ月 農薬安全に 保管や環境に配慮を2023年5月31日
-
令和4年産米 集荷、契約、販売数量減 価格横ばい 4月末 農水省2023年5月31日
-
5月の卵価 上昇止まるも高止まり続く 需要和らぐ6月に「価格の落ち着き」期待も2023年5月31日
-
東京都の米支給事業 対象世帯の35%が未申請 都は「申請期限後も柔軟対応」2023年5月31日
-
【人事異動】農水省(6月1日付)2023年5月31日
-
集落営農組織 227消滅 新規に173組織化 2023年調査 農水省2023年5月31日
-
花粉発生量を30年で半減へ 人工林10年で2割減 医薬品として「スギ花粉米」も 政府の花粉症対策2023年5月31日
-
女性地方議員は地方の希望【小松泰信・地方の眼力】2023年5月31日
-
雪平莉左の「ゆるふわたいむ」撮影のとある1日に密着 JAタウン2023年5月31日
-
「農業由来カーボンクレジット生成&販売」JAアクセラレーター第5期に採択 フェイガー2023年5月31日
-
企業年金残高80兆5006億円 JA共済連4379億円ほぼ横ばい2023年5月31日
-
企業価値創造と持続可能な社会の実現へ「サステナビリティサイト」更新 キユーピー2023年5月31日
-
フルーツ専門店の「搾りたて野菜ジュース」期間限定販売「果汁工房果琳」など2023年5月31日
-
「幻の卵屋さん」JR大森駅、さいたま新都心コクーンシティに出店 日本たまごかけごはん研究所2023年5月31日
-
G7広島サミットを「チア!ひろしま」農林水産物で応援 生産者の声を報告2023年5月31日
-
滋賀県に密着した農機具買い取りで地域貢献 6月1日で移転オープン10周年 農機具王滋賀店2023年5月31日
-
入手困難な「夏秋いちご」企業向けに販売開始 Japan Fruits2023年5月31日
-
「夜明け前 大吟醸酒」IWC2023で最高賞受賞 小野酒造店2023年5月31日
-
埼玉県のお気に入りスイーツを投稿「第2回埼玉県広報フォトコンテスト」開催2023年5月31日