雑草抑制&遠隔監視ロボット「雷鳥1号」開発 ドローン直播&水管理運用を実践2023年5月17日
テムザックは、水田における雑草抑制&遠隔監視ロボット「雷鳥1号」(プロトタイプ)を開発し実証用の水田に投入し、ドローンによる播種作業の実施や水管理システムの運用を開始した。省力化を追求した"WORKROID(ワークロイド)農業"で米粉用の稲作に挑戦する。
雑草抑制&遠隔監視ロボット「雷鳥1号」
同社は、産業用ロボットでもコミュニケーションロボットでもない、人と共存しながらより実用的な業務を遂行する"WORKROID(ワークロイド)"を開発している。農業においては人手不足や耕作放棄地が増える中、宮崎県延岡市で、ロボット技術を用いて省力化を追求する"WORKROID農業"を開始。その取り組みの一部として、水田における雑草抑制&遠隔監視ロボット「雷鳥1号」を新たに開発し、実証用の水田に投入した。ロボット技術を活かし農業経験のない人でも取り組める省力化農業を追求しており、農業ワークロイド(雷鳥シリーズ)、ドローン、水管理システムなどを最大限活用し、米粉用の水稲直播栽培を実施する。
WORKROID(ワークロイド)農業概要
「雷鳥1号」は、田んぼの雑草抑制・遠隔監視をするロボット。α版は自律航行型で、水を攪拌して泥を巻き上げることで光合成を妨ぎ、雑草の生育を抑える機能を備えている。前進→右旋回→前進→左旋回という単純な動きをランダムに行うようプログラミングしており、複数台を同時に稼働することで効率的に隅々まで撹拌が可能。β版は遠隔操作型で、離れた場所からカメラ映像を見ながら遠隔操作し、水田の様子を確認することができる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日