循環型農業を普及・推「一般社団法人アクアポニックス推進協会」設立2025年5月7日
一般社団法人アクアポニックス推進協会(神奈川県横浜市、代表理事:濱田健吾)が4月に設立された。循環型農業「アクアポニックス」を、現代社会が直面する食料・環境・エネルギー・資源の複合的課題の解決策として普及し、産業化を推進する。
日本最大級のアクアポニックス農園「マナの菜園」
アクアポニックスは、水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた無農薬・無化学肥料・無除草剤の循環型農業。魚・微生物・植物の三者が生態系をつくりバランスよく循環する、生産性と環境配慮の両立ができる持続可能な農業として世界各地で急速に普及している。日本でも2015年のSDGs策定を機に関心が高まり、地方創生や観光、障がい者雇用、教育などを目的に、各地で複数の企業や個人がアクアポニックスに取り組み始めているが、これまで各企業や団体が個別に情報発信しており、事例や情報を集約し付加価値を一丸となって伝える団体はなかった。
循環型農業「アクアポニックス」
同協会は、アクアポニックスの産業化を推進し、その技術や生産物の付加価値を生産者や消費者に広く伝えるとともに、現代社会が直面する食料、環境、エネルギー、資源など複合的課題に対する統合的な解決を目指す。また、これらの活動を通じて、次世代の農業モデルとしてのアクアポニックスを確立し、持続可能な未来を支える新たな枠組みを構築していく。
代表理事には、日本におけるアクアポニックスのパイオニアである株式会社アクポニ 代表取締役の濱田健吾氏が就任。理事には東京海洋大学の遠藤雅人准教授、鳥取大学の山田智教授をはじめ、アクアポニックスの研究と実践、IoTを活用した農業、オーガニック業界に精通したメンバー6人が就任した。
また、アクアポニックス推進協会の設立を記念し、オンラインでトークイベントを5月26日に開催。当日は、東京海洋大学で水産養殖を研究する遠藤雅人氏、岐阜県で日本最大級のアクアポニックス農園「マナの菜園」を運営する株式会社スーパーアプリの飯沼正樹氏をゲストに迎え、「持続可能な食料生産」をテーマにアクアポニックスの可能性について語る。参加無料。
◎「アクアポニックス推進協会」主な活動内容
①アクアポニックス生産技術の研究、人材育成事業
②アクアポニックスについての広報・普及・啓蒙活動
③アクアポニックス商品の認証
④アクアポニックス食品開発、製造加工及び販売
⑤アクアポニックス食品の売買
⑥管轄官庁および行政との連携
⑦アクアポニックスによる加工原料流通円滑化のための事業
⑧アクアポニックス経営、運営、資源・エネルギー循環促進のコンサルティング、及び支援
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