「水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術」SOP公開 農研機構2025年6月25日
農研機構は6月24日、「水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術標準作業手順書」(SOP)を公開した。
水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術標準作業手順書
ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されている多年生雑草で、河川や水路、水田などに侵入・定着。近年、東北以南の水稲作で問題となっており、侵入した水田での早期防除と分布拡大防止対策が求められている。
ナガエツルノゲイトウがすでにまん延している水田では、水稲の移植栽培期間中と収穫後の2時期に防除することが効果的。水稲の移植栽培期間中は、有効な除草剤2剤を散布する「体系処理」で、収穫後は「非選択性除草剤の散布と耕起の組み合わせ」で防除する。これらの防除技術を活用することで、水稲移植栽培期間中のナガエツルノゲイトウによる雑草害を軽減できる。
また、ナガエツルノゲイトウは節を含む切断茎や根の断片からの栄養繁殖によって増殖。そのため収穫後のほ場管理により越冬する地下部が防除されることで、地域へのまん延防止が期待される。
同手順書では、ナガエツルノゲイトウが発生している地域の普及指導員や営農指導員、生産者向けに、技術の概要や特徴、作業手順を、実証事例を交えて解説している。
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