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【注意報】いちごに炭疽病 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年9月3日

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愛媛県病害虫防除所は、いちご(育苗床及び本圃)に炭疽病が県下全域で多発のおそれがあるとして、8月29日に令和7年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

図1:いちご育苗床における炭疽病の年次別発生状況(8月調査)

愛媛県病害虫防除所によると、8月中下旬にいちご育苗床を対象に調査した結果、県下全域での発生圃場率は39.3%と平年(20.9%)の約1.9倍であり、発生圃場率が過去10年間で最も高くなっている(図1)。発生圃場では、小葉に黒色の汚斑症状(分生子の飛散により見られる症状)を示し、病勢が進展している株が認められている(写真1)。

写真1:いちご炭疽病。小葉の汚斑症状(提供:愛媛県病害虫防除所)(提供:愛媛県病害虫防除所)

高松地方気象台が8月21日に発表した1か月予報では、気温は高い見込みで、発生に助長的。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

写真2:いちご炭疽病。ランナーの伸長病斑(提供:愛媛県病害虫防除所)(提供:愛媛県病害虫防除所)

(1)黒色の陥没した病斑が葉柄に認められる株(写真2)や萎ちょうした株は定植前に除去する。また、小葉に黒色の汚斑症状を示す株もクラウンへの感染が疑われ、本圃定植後に萎ちょう症状(写真3)を生じる可能性が高いので、株ごと除去する。

写真3:いちご炭疽病。本圃内の萎ちょう症状とクラウン内の褐変(提供:愛媛県病害虫防除所)(提供:愛媛県病害虫防除所)

(2)除去した株は感染源となるので放置せず、圃場外に持ち出し、適切に処分する。
(3)定植後もこまめに圃場観察を行い、発病株は見つけ次第除去して圃場外に持ち出し、健全株を補植する。
(4)発病後では防除効果が劣るため、予防的な散布に努めるとともに、同一系統の薬剤の使用は避
けローテーション散布する(表1)。

表1:いちご炭疽病の防除薬剤(R7年愛媛県農作物病害虫等防除指針から)

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