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「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日

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農研機構は、イチゴの収量を品種ごとに予測するAPI「NARO生育・収量予測ツール②イチゴ」で利用できる品種を拡大。種子繁殖型品種「よつぼし」、「ベリーポップ はるひ」、四季成り性品種「夏のしずく」、一季成り性品種「恋みのり」、「いばらキッス」、「越後姫」、「かおり野」、「紅ほっぺ」など10品種で利用できるようになり、品種ごとの特性に応じた収量予測と栽培改善が実現できるようになった。

農研機構は、農業データ連携基盤(WAGRI)を介して利用可能なAPI「NARO生育・収量予測ツール」を開発。施設野菜では①果菜類(トマト、キュウリ、パプリカ)、②イチゴとして品目ごとの収量予測APIを提供している。

イチゴの収量を品種ごとに予測するAPI「NARO生育・収量予測ツール②イチゴ」は、気温や日射量などの環境情報、定植日などの基本的な栽培情報、植物の葉面積や開花日の生育情報を入力すると、総乾物生産量や積算収量を計算し、出力するAPI。計算された収量予測を栽培改善や作業計画に用いるなど、幅広い活用が期待される。

このほど、同ツールの対応品種に、農研機構育成品種「夏のしずく」、「恋みのり」など8品種を加え、計10品種に拡大することで、新たに約900ha(推定値)に相当する栽培面積への対応が可能になった。全国的に栽培が可能な種子繁殖型品種、北海道や東北地方、本州の高冷地の夏秋どり栽培で用いられる四季成り性品種、主に本州、四国、九州の促成栽培で用いられる一季成り性品種について、それぞれ栽培地域に制限がない品種を中心に対応している。

中でも一季成り性品種は、公的試験研究機関(茨城県農業総合センター、新潟県農業総合研究所)の協力の下、特定の地域で栽培が可能な品種や、特定の地域での主力品種にも対応した(表1)。

表1:新たに対応した品種名と各品種の適用可能な栽培様式表1:新たに対応した品種名と各品種の適用可能な栽培様式

これにより、農業情報サービスを開発・提供するICT ベンダーは、国内の様々な地域にサービスを提供できる。栽培地域限定の品種を導入することで、特定の地域に特化したサービス展開も可能になる。

農研機構のホームページでICTベンダー向けの同ツール利用方法「NARO 生育・収量予測ツール②イチゴ標準作業手順書」を掲載。今後は、イチゴ生産者の安定したイチゴ生産、収益向上につながるよう、本ツールを活用したサービスの開発・普及を支援していく(図1)。

図1:「NARO 生育・収量予測ツール②イチゴ」の利用イメージ図1:「NARO 生育・収量予測ツール②イチゴ」の利用イメージ

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