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更なる飛躍誓い 「全国表彰大会」開催 ヰセキ2016年1月19日

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 井関農機(株)は1月14日、国内外で優秀な業績をあげたセールスマン・特約店・販売会社の受賞者ら1100名余を東京のホテル グランパシフィックLE DAIBAに招き「2016年 ヰセキ全国表彰大会」を開催した。

agur1601190401.jpg 大会の冒頭、木村典之社長はTPP交渉の大筋合意を受け、「今後の農業は生産性の向上、農地集約による大規模化、資料米や転作作物・野菜などの増産による作付の変化、企業の農業参入や6次産業化の進展など、構造的変化が加速するもの」との見方を示した。
 またTPP対策に関わるさまざまな政策など、プラス要因も見え始めているとし、「私どもも、あらゆるビジネスチャンスを活用し、農業の変化に機敏に対応すべく『変化』をテーマに掲げ、必要な対処をしていく」と挨拶した。
 井関グループが今年度取り組む重点方針の一つは、「農政新時代への戦略対応強化」だ。そのために「商品力」と「サポート力」の強化を掲げた。
 商品力では、90周年記念商品、画期的価格を実現した小型トラクタZ15や農業女子応援プロジェクトとのコラボ商品「白プチ」、先端技術を織り込んだアグリサポート搭載商品、野菜作機械化の一貫体系化、業界初の植物生育診断装置の発売などだが、今後もユーザーに自信を持って奨められる商品を開発し提供していくことにしている。
 サポート力では、大型化する農機の整備拠点の拡充強化、多様化する営農形態や先進的営農技術に対応できるスタッフを育成する「アグリヒーロー応援プロジェクト」に注力してきた。
 また昨年10月には、これからの農業変化に対応するためのコントロールタワーとして、先端技術を活用し省力・低コスト・多収穫化の実現等を支援する「夢ある農業総合研究所(夢総研)」を設立した。
 重点方針の二つ目は、「中国・アセアン戦略の本格展開」だ。ヰセキはこれまで欧州・北米・中国の3市場を海外の主力市場としてきたが、稲作機械化が急速に進むアセアン市場を第四の柱とし
海外市場の飛躍的な成長を目指していく。
 表彰大会では、セールスマン・サービスマン表彰で、スーパーセールスマンクラブの149名、エクセレントサービスマンクラブの203名、スーパールートセールスマンクラブの2名が認定表彰された。
 特約店表彰では、金賞受賞店の(有)五味田農機具店(栃木県)をはじめ13社が、さらに銀賞受賞店が10社、銅賞受賞店が20社、努力賞受賞店が37社、表彰された。
 平成27年販売会社表彰では、優秀賞として(株)ヰセキ東北、群馬ヰセキ販売(株)の2社が表彰された。

表彰式典晴れやかに

(写真)挨拶する木村社長、表彰式典晴れやかに

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