担い手農家のニーズに応えるコンバインをラインナップ ヤンマーアグリ2019年5月31日
ヤンマーアグリは、省力化や作業の効率アップ、低コスト化など、担い手農家のニーズに応える「ベストマッチモデル」のコンバイン「YH462A」を6月1日に発売する。
ベストマッチモデルのコンバイン「YH462A」
近年、農地の集約による経営の大規模化や集落営農組織が増加傾向にある一方で、中小規模農家は就農者の減少、高齢化による人手不足で減少傾向にある。同社では、こうした課題を抱える中小規模の担い手農家のニーズに応える、高機能で使いやすく、コストパフォーマンスに優れたトラクターと田植機を「ベストマッチモデル」として昨年12月に発売。そのラインナップにコンバインの「YH462A」が加わることで同社は、さらにコスト削減や収益の維持、向上につなげたいとしている。
新コンバイン「YH462A」の主な特長は、
(1)大排気量・高出力エンジン搭載による余裕の作業
(2)コンパクトな機体設計による簡単な取り回し
(3)オーガシューターによる、コンテナへの均一な籾排出の3つ。
総排気量 3318cc、出力 45.8kW(62.3ps)のコモンレールエンジンを搭載することで、負荷が大きい湿田での稲刈り作業をエンジン回転を落とさずに安定して作業できる。また、定格回転が低いため、振動や騒音が小さく作業も快適だ。
また、標準的な納屋の出入り口の高さに対し、キャビン無し仕様の全高を低く抑えた設計により、コンバインの移動や格納に余裕がある。
さらに、 オーガシューターの向きを調節することで籾の排出方向が思い通りに調整でき、機体の位置直しを最小限に抑えられる。また、オーガシューターを水平にすれば排出口が閉じ、籾がこぼれにくい。
メーカー希望小売価格は、784万~889万円(税抜)。
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