バイオスティミュラント「レコルト」を10月から本格販売開始 デンカ2021年10月11日
デンカは、バイオスティミュラント「レコルト」を10月からJA全農グループを通じて全国へ展開。腐植酸液状複合肥料として、独自製法の活性フルボ酸により作物の活性化効果を付与し、収量増に貢献する。
バイオスティミュラント「レコルト」
バイオスティミュラントは、植物やその周辺環境が本来持つ自然な力を活用することで、植物の健全さ、ストレスへの耐性、収量と品質などに良好な影響を与える様々な物質や微生物。同社は50年以上にわたってバイオスティミュラントの一つである腐植酸を使った肥料「アヅミン」を販売している。
2019年2月にバイオスティミュラント市場への本格参入を決定以降、同社は「アヅミン」で蓄積した技術的知見を基盤に新製品開発を推進。新商品の「レコルト」は、独自の製造プロセスを駆使することで開発が可能となったユニークな製品で、社内外の様々な条件下での実証実験を通じて良好な効果が得られたことから、全国への展開を決めた。商品名の「レコルト」とはフランス語で収穫を意味する言葉で、農家の実り多き収穫に役立ってほしいという思いを込めている。
世界のバイオスティミュラント市場の規模は2022年には約33億米ドルへと拡大し、その成長率は年率10.4%になると予測されている。人口増による農産物需給のひっ迫や、地球温暖化と気候変動の影響による農産物被害の深刻化に対する解決策として期待されており、欧州では普及に向けた標準化、規格化等の法整備が進められている。
同社が海外で展開するバイオスティミュラント「PRULA」も、南米・中国・北米・欧州で行っている栽培試験で良好な結果が得られたため、順次各地域へ販売を開始する。
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