動物飼料市場 2021年から2026年までCAGR3.5%で成長見込み2021年11月16日
グローバルインフォメーションは11月8日、市場調査レポート「動物飼料の世界市場:業界動向、市場シェア、市場規模、成長、機会、予測(2021年~2026年)」(IMARC Services Private Limited)の販売を開始した。
同レポートによると、動物飼料市場は、2020年に4480億米ドルの規模に達した。市場は2021年から2026年の間に年平均成長率(CAGR)3.5%で成長すると予想されている。
動物飼料は、反芻動物、家禽、豚、水生動物などが消費するために栽培・製造された食品。動物飼料は、サイレージ、干し草、わら、油、発芽した穀物、豆類など、栄養価の高い製品をブレンドして製造される。タンパク質、繊維、炭水化物、ミネラル、酵素、酸味料、抗生物質、酸化防止剤などが豊富に含まれており、牛乳、卵、肉などの動物の生産物をさらに豊かにする。また、この飼料は、動物の生命活動を維持し、筋肉の活動を支えるエネルギー源としても機能する。
市場の成長要因
食肉や動物性食品に対する需要の高まりと、それに伴う商業的な家畜生産の増加が、市場の成長を促す主な要因。消費者の健康志向の高まりにより、様々な栄養素の供給源として乳製品や肉製品への需要が急増しており、これが動物飼料の必要性にプラスの影響を与えている。さらに、藻類を原料とした飼料の健康効果に関する認識が高まっていることも、市場の成長を促す大きな要因となっている。
微細藻類は、家畜の初期の発育段階に必要な栄養素を動物飼料に配合する上で重要な役割を果たす。また、高品質の卵、牛乳、肉の生産を保証するとともに、身体の成長を促進する。さらに、ベンダーは、消費者の自然食品への需要に応えるために、非遺伝子組み換え作物を動物飼料に取り入れている。その他、消費者の可処分所得の増加、広範な研究開発(R&D)、高品質な動物飼料の使用を促進する有利な政府政策の実施などの要因が、市場をさらに押し上げると予想される。
市場の競合状況
世界の動物飼料市場における主な企業は、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド社、カーギル社、チャロエン・ポクファンド・グループ、デュポン・ド・ヌムール社、エボニック・インダストリーズ社(RAG-Stiftung)、フォーファマーズ社(ForFarmers N.V.)、ケミン・インダストリーズ社(Kemin Industries Inc)、ニュートレコ社(Nutreco N.V.)、パーデュー・ファームズ社(Perdue Farms Inc)、タイソン・フーズ社(Tyson Foods Inc)などが挙げらる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】あぶらな科野菜にコナガが多飛来 防除開始時期に注意 北海道2025年5月14日
-
新会長に日本農薬の岩田浩幸社長 クロップライフジャパン2025年5月14日
-
【JA人事】JAなめがたしおさい(茨城)新組合長に金田富夫氏(4月26日)2025年5月14日
-
共済・保険契約の安心感は高く、契約は担当者の訪問で 2024年度共済事業にかかる認知度等調査 日本共済協会2025年5月14日
-
歴史の改ざんを許さない【小松泰信・地方の眼力】2025年5月14日
-
【JA人事】JAさがえ西村山(山形県)安孫子常哉組合長を再任(5月9日)2025年5月14日
-
「GREEN×EXPO 2027」にカタール国が初の公式参加契約 2027年国際園芸博覧会協会と調印式2025年5月14日
-
食品関連企業の海外展開セミナー開催 現地のビジネス投資環境を紹介 農水省2025年5月14日
-
父の日に届ける「比内地鶏焼鳥串詰合せ」「きりたんぽ鍋セット」予約受付 JAタウン「おらほの逸品館」 JA全農あきた2025年5月14日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岡山県予選会に賞品 JA全農おかやま2025年5月14日
-
令和7年度「ミスあきたこまち」募集開始、応募は6月30日まで JA全農あきた2025年5月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」駿府楽市でお買い物&静岡そだちで焼肉を堪能 JAタウン2025年5月14日
-
日本茶海外輸出に資する緑茶用新品種「せいめい」SOP公開 農研機構2025年5月14日
-
小田原市、山崎製パン、JAかながわ西湘が連携「梅ジャム&ミルクホイップツイストドーナツ」新発売2025年5月14日
-
さいたま市「東日本まるまるマルシェVol.2」青森・福島・会津若松・小山・新潟の自慢の逸品フェア開催2025年5月14日
-
note投稿コンテスト「#子どもの安全を考える」開催 こくみん共済coop2025年5月14日
-
農薬製品ページを全面リニューアル クミアイ化学工業2025年5月14日
-
離農支援サービス「アトツギ」耕作放棄地再生で地域農業を活性化 唐沢農機サービス2025年5月14日
-
肥料設計セミナー 鹿児島県鹿屋市で開催 農機具王2025年5月14日
-
生産量日本一 茨城県産メロンの魅力発信「いばらきメロン品評会」開催2025年5月14日