農業・林業担う人材育成を支援「八ヶ岳中央農業実践大学校」に刈払機など寄贈 やまびこ2021年11月17日
国内トップの小型屋外作業機械メーカーのやまびこは、農業・林業を担う人材育成を支援するため、八ヶ岳中央農業実践大学校に刈払機とチェンソー、パワーブロワ、動力噴霧機を寄贈した。
寄贈式では学生に目録を贈呈
農林水産省の『2020年農林業センサス結果』によると、全国の農林業経営体数は、109万2000経営体で、5年前に比べ31万2000の経営体が減少。農業経営体の減少が続く中、法人化や規模拡大の進展が継続しており、二極化が起こっているといわれている。
創立83年目を迎えた八ヶ岳中央農業実践大学校は、変化する社会状況の中、「農で夢と命を育む」を理念に、組織改編を重ねながら、農業・農村の持続的発展に寄与してきた。同社は、同校の「夢と志」をもって当たる揺るがない教育方針に共鳴し、日本の将来の農業・林業の発展のため、製品を寄贈。若い世代の教育の場を充実させることなどを通じて、持続可能な社会の実現に繋がる活動を行っている。
寄贈式で同社取締役執行役員開発統合本部長の吉崎拓男氏は「自然豊かで広大な敷地で当社の製品を実作業で利用いただき、作業フィーリングなどについて意見交換したい。今回の寄贈がきっかけとなり、両者の発展と当社の企業理念でもある『人と自然と未来をつなぐ』という理念を実践できるような活動に繋がれば」と期待を込めた。また、同大学校の大杉立校長は「ここ数年、学生数の減少、生産の落ち込みなど厳しい状況が続いているが農機具を寄贈いただいたことは大きな励まし。草刈りや伐採を行う製品性能チェックを本校で実施いただけるなど今後も機会を設けることで両者の良好な関係継続に繋げられればありがたい」と話している。
学生に機械の操作を教えている様子
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