空港内緑地部の草刈作業を自動化 ロボットトラクターを鹿児島空港へ納入 ヤンマーアグリ2021年11月29日
ヤンマーアグリジャパンは、国交省が推進する空港内緑地部の草刈自動化施工の導入において、ロボットトラクター「YT488A」の空港仕様の2台を鹿児島空港へ納入した。今後、国が管理する対象空港へ順次納入する。
ロボットトラクター「YT488A」空港仕様
同社は、農家の担い手確保やノウハウの継承が課題となっている農業の省力化・自動化に向けて、2018年にSMARTPILOTシリーズの第一弾としてロボットトラクターを発売。GNSSなどの位置情報を元に作業区域・ルートを登録し、タブレットによる操作指示のみで設定ルートを自動走行し作業することができる。
今回、空港へのロボットトラクターの採用により、これまで人が操縦する草刈機(トラクター)による草刈・集草作業を自動化し、作業者不足の解消が期待されている。今後、2022年3月までに鹿児島空港を含む全国の空港5か所に計10台の納入を予定している。
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