もみ殻シリカ灰を活用した肥料を開発 朝日アグリア2022年4月12日
朝日アグリア株式会社は富山県射水市、いみず野農業協同組合、富山県立大学と連携し、「もみ殻シリカ灰」と「鶏ふん堆肥」等の未利用資源を活用した土づくり資材を開発した。2022年4月から、射水市内でこの肥料を用いた実証栽培が始まる。
米作りの盛んな富山県射水市では、米作りに伴って発生する「もみ殻」が毎年3000トン排出されており、一部は廃棄物として有償処理されていた。そこで、2010年より富山県射水市、いみず野農業協同組合、富山県立大学、地元企業が連携し、「もみ殻」の有効利用に関するプロジェクトがスタートした。
その結果、いみず野農業協同組合の籾殻循環施設で、特殊な焼成方法によりシリカ成分が植物に吸収されやすい灰(「もみ殻シリカ灰」)を安定的に作りだすことができるようになった。シリカ成分は、稲などの葉や茎を丈夫にして、病気や害虫の侵入を抑え、収量・品質を向上させる作用がある。この「もみ殻シリカ灰」を活用した同社肥料は、「米作りから発生したもみ殻を再び米作りに活用する」という資源循環につながると考えられる。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】農水省(9月1日付)2025年9月1日
-
「コシヒカリ」3万円 集荷競争過熱に対応 全農いばらき2025年9月1日
-
コシヒカリ2万9100円 激しい集荷競争背景 JAほくさい2025年9月1日
-
9月の野菜生育状況と価格見通し トマト、ピーマンなど平年を上回る見込み 農水省2025年9月1日
-
千葉農業機械大展示会 10月24、25日に開催 50回記念で一般客も来場促進 JA全農ちば2025年9月1日
-
共同購入コンバイン整備研修会を開催 実機で特徴・性能や点検・整備方法を学ぶ JA全農おかやま2025年9月1日
-
そごう横浜店で「徳島のすだちフェア」 9月7日まで開催 徳島県すだち・ゆこう消費推進協議会2025年9月1日
-
「北関東3県魅力度向上キャンペーン」茨城県・栃木県・群馬県の新米頒布会を実施 JA全農2025年9月1日
-
「福岡県産シャインマスカットフェア」みのりカフェアミュプラザ博多店で開催 JA全農2025年9月1日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(5)2025年9月1日
-
食料・農業・地域政策推進山形県要請集会に参加 JA鶴岡2025年9月1日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」甲州牛と山梨ワインでバーベキューを堪能 JAタウン2025年9月1日
-
【人事異動】日本農業新聞(9月1日付)2025年9月1日
-
ブラウブリッツ秋田との「元気わくわくキッズプロジェクト」 梨収穫・稲刈り体験の参加者募集 JA全農あきた2025年9月1日
-
【人事異動】全国酪農業協同組合連合会(9月1日付)2025年9月1日
-
9月の飲食料品値上げ1422品目 秋に大規模な値上げラッシュ 帝国データバンク2025年9月1日
-
「令和7年度実用新技術講習会及び技術相談会」開催 農研機構2025年9月1日
-
オンラインセミナー「身近な機械のメンテナンス方法をおさらいしてみよう!」開催 農業女子メンバーらが参加 井関農機2025年9月1日
-
令和7年度岡山県花き共進会を開催 最優秀賞は新見市の黒笹明氏 岡山県花き生産協会2025年9月1日
-
富良野市、新篠津村、帯広市「企業」と「地域」つなぐ農業体験バスツアー開催 北海道2025年9月1日