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生産現場のコスト削減へ "ロゼットレス"のトルコギキョウ開発 サカタのタネ2022年7月6日

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サカタのタネは、"ロゼット"の状態になりにくい性質を持つ、ロゼットレスタイプのトルコギキョウを特許技術を用いて開発。生産現場のコスト削減につながり、冷蔵処理・冷房育苗が不要になるなど、新たなマーケットシェアの拡大が期待される。

従来品種(左)とロゼットレスタイプトルコギキョウのプラグ苗従来品種(左)とロゼットレスタイプトルコギキョウのプラグ苗

"ロゼット"は、節間がとても短くなった茎に葉が重なって付き、その姿がバラの花のようになる状態。温度が高い条件下の育苗などで発生するトルコギキョウの生理現象で、切り花の採花ロス、品質低下、生産遅延による栽培期間の長期化につながるため、国内外で営農上の重要な課題となっている。

日本のトルコギキョウ栽培では、初夏から秋口の高温期に播種・育苗する場合、種子冷蔵や苗冷蔵、冷房育苗などの栽培管理によってロゼットを回避する方法が主流だが、空調設備の設置や天候に応じた温度調節など高額な費用と管理の手間がかかる。

ロゼットレスタイプの品種は、こうした栽培管理が不要になり、設備コスト削減や管理の省力化につながる。アジアの亜熱帯地域では、冷蔵設備がなく、ロゼット化が深刻な影響を与える産地もあるが、この品種を使うことで収穫できる切り花の本数増加も期待できる。

また、ロゼットレスタイプの品種は2番花を出荷する産地にもメリットがある。仮にロゼット回避のための育苗管理を行っても、その効果は2番花の生育時期まで継続しない。一般的に2番花の生育期間は、高温や日照時間が短い短日期だったりとロゼットしやすい栽培条件となることが多い。ロゼットが発生した場合には抽苔を促すため、薬剤を散布する場合がある。

ロゼットレスタイプの品種は、遺伝的にロゼットを起こしにくいため、2番花の生育期でもロゼットが起こりにくく、薬剤コストを削減。計画的な出荷を実現できる。

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