JA全農と共同開発『女性が使いたくなる』オリジナルバッテリー動噴「きりひめPEACH」発売開始 丸山製作所2024年3月25日
防除機、林業機械等の農業用機械の製造・販売を行う株式会社丸山製作所は、全国農業協同組合連合会(以下「JA全農」)と共同開発を行ったJAオリジナルバッテリー動噴「きりひめPEACH」をフルリニューアルし、「LSB110Li-JA」として令和6年3月に発売を開始した。
新型きりひめPEACH「LSB110Li-JA」は、バッテリーの無駄な消費を防ぐワンタッチ式の高性能グリップバルブを新規採用したほか、背負バンドにはリュックのような肉厚でクッション性の高い素材を採用するなど、より女性目線で使いやすい製品へと改良し、ボディーカラーは鮮やかなパープルにデザインも一新した。
■開発の背景
きりひめPEACH LSB110Li-JA
JAオリジナルバッテリー動噴は、「女性が使いたくなるバッテリー動噴」をコンセプトに 、同社の女性社員によって結成された「Lプロジェクト」とJA全農の女性職員で共同開発を行っている。平成29年(2017年)1月に従来機「LSB100Li-JA」が発売されて以来、「きりひめPEACH」の愛称で親しまれ、好評を得ていた。
この度は「きりひめPEACH」をより多くの顧客に使ってもらえるよう、再び従来機の開発時と同様のプロジェクトチームを発足し、新型の開発を進めてきた。
プロジェクトチームでは複数回の検討会を開催し、より女性が使いたくなるような機能性・デザイン性を追求した製品仕様、ボディーカラー、付属品にアップデートを行うとしている。
■「LSB110Li-JA」の特長
(1)過充電、過放電、過電流、高温等の各種保護機能の付いた同社オリジナルバッテリー1個を標準装備。
(2)握ると噴霧、離すとモーターが停止するグリップバルブを採用し、バッテリーの無駄な消費を防ぐ。
(3)薬剤タンクドレン口を排水しやすい本体中央に配置し、メンテナンス性を向上。
(4)グリップホルダーを装備。ノズルパイプを固定する工具として使用でき、収納もきれいに行える。
(5)背負い心地を重視した肉厚クッション背負バンドを採用し、作業負担を軽減。
(6)携帯ポーチ・カバー付き除草ノズル・希釈倍率ステッカーを標準装備。
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