「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
農業資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップ企業、アクプランタの創業者である金鍾明社長CEOは4月23日、東京大学「ONE EARTH GURDIANDS育成プログラム」が主催する「LUC(Learn and Unveil through Conversation)レクチャー」に登壇し、「沸騰する地球で農業はできるのか? 異常気象に対抗する『シン・みどりの革命』」というテーマで講演する。

金CEOはエピジェネティクス(DNAの塩基配列を変えずに細胞が遺伝子の働きを制御する仕組み)研究をもとにした新技術「酢酸を利用した植物の極度高温・乾燥耐性化技術」を考案し、この新技術を利用することで50℃、湿度5%の極限高温・極乾燥環境下で植物の生存率を維持できるだけでなく、通常の半分以下の水量で収穫を可能にした。現在、日本国内だけでなく、アメリカ、ウガンダ、ブラジル、韓国などで技術導入と大規模栽培実証が進められている。
ONE EARTH GUARDIANS育成プログラムは、東京大学大学院農学生命科学研究科が母体の専門人材育成プログラム。「人類が地球上のあらゆるものと共存していける世界を作るために必要な人材」の育成を掲げ、「自らも専門家でありながら、俯瞰的な視点で人を結びつけ、新しい価値を創造することのできる『巻き込み力』を持った科学者」を「地球医=One Earth Guardians」と名づけ育成している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(173)食料・農業・農村基本計画(15)目標等の設定の考え方2025年12月20日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(90)クロロニトリル【防除学習帖】第329回2025年12月20日 -
農薬の正しい使い方(63)除草剤の生理的選択性【今さら聞けない営農情報】第329回2025年12月20日 -
スーパーの米価 前週から10円上がり5kg4331円に 2週ぶりに価格上昇2025年12月19日 -
ナガエツルノゲイトウ防除、ドローンで鳥獣害対策 2025年農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2025年12月19日 -
ぶどう新品種「サニーハート」、海水から肥料原料を確保 2025年農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2025年12月19日 -
埼玉県幸手市とJA埼玉みずほ、JA全農が地域農業振興で協定締結2025年12月19日 -
国内最大級の園芸施設を設置 埼玉・幸手市で新規就農研修 全農2025年12月19日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】「経済関係に戦略性を持ち込むことなかれ」2025年12月19日 -
【農協時論】感性豊かに―知識プラス知恵 農的生活復権を 大日本報徳社社長 鷲山恭彦氏2025年12月19日 -
(466)なぜ多くのローカル・フードはローカリティ止まりなのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月19日 -
福岡県産ブランドキウイフルーツ「博多甘熟娘」フェア 19日から開催 JA全農2025年12月19日 -
α世代の半数以上が農業を体験 農業は「社会の役に立つ」 JA共済連が調査結果公表2025年12月19日 -
「農・食の魅力を伝える」JAインスタコンテスト グランプリは、JAなごやとJA帯広大正2025年12月19日 -
農薬出荷数量は0.6%増、農薬出荷金額は5.5%増 2025年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2025年12月19日 -
国内最多収品種「北陸193号」の収量性をさらに高めた次世代イネ系統を開発 国際農研2025年12月19日 -
酪農副産物の新たな可能性を探る「蒜山地域酪農拠点再構築コンソーシアム」設立2025年12月19日 -
有機農業セミナー第3弾「いま注目の菌根菌とその仲間たち」開催 農文協2025年12月19日 -
東京の多彩な食の魅力発信 東京都公式サイト「GO TOKYO Gourmet」公開2025年12月19日 -
岩手県滝沢市に「マルチハイブリッドシステム」世界で初めて導入 やまびこ2025年12月19日


































