テラドローンのインドネシア子会社 現地の大学2校と実地訓練・雇用創出の覚書締結2025年5月23日
ドローン事業を展開するテラドローン(東京、徳重徹代表取締役)はこのほど、子会社でインドネシアに拠点を置くテラドローン・インドネシアが、インドネシア国内のPoliteknik Kelapa Sawit Citra Widya Edukasi(Poltek CWE大学)、Universitas Dirgantara Marsekal Suryadarma(Unsurya大学)と農業分野における実践的なドローンの訓練と雇用機会の創出に関する覚書(MOU)を締結した。
Poltek CWE大学の敷地を活用した実地訓練の様子
テラドローン・インドネシアは、農業分野におけるドローンパイロット・技術者の育成を目的とした自社の教育・訓練プログラム「Terra Academy」を通じて、国内の大学2校と連携し、学生に実技デモおよび訓練機会を提供する。また、「Terra Academy」を修了した学生には、インターンシップや雇用の機会を提供し、卒業後のキャリア形成も支援する。
インドネシアをはじめとするグローバルサウス諸国では、農業・インフラなどの分野でドローン技術の導入が急速に進み、専門性を持つ人材の需要が拡大している。今後は2校の敷地を活用して「Terra Academy」を提供し、インドネシアにおける農業分野のドローン活用を支える人材の育成と、産業の発展を目指す。。
Poltek CWE大学はパーム油産業に特化した専門的な教育を行う職業教育機関。1.3ヘクタールのパーム農園を実習用フィールドとして保有し、ドローンの飛行訓練も実際の環境に近い形で実施できる。訓練では、ミノムシ対策用のE16ドローンや、カブトムシ対策用のD16ドローンを用いた試験飛行も行い、実践力を高める。
Unsurya大学はインドネシア空軍に所属する航空大学で、首都ジャカルタ西部のハリム空港近郊の広大なキャンパスはドローンの実地訓練や試験飛行が可能な設備が整い、先進的な航空教育の拠点としての役割を担う。ドローン分野の共同研究も進行中で、特に持続可能なドローンソリューションや先進的な航空技術に関する研究開発を通じて、産学連携による高度な技術習得の機会を提供する。
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