クマ対策用電気さく線「ブルーキングワイヤー」販売を本格化 未来のアグリ2025年7月14日
鳥獣害対策製品、農業ハウスなどを製造・施工・販売する未来のアグリ株式会社は、クマ対策用電気さく線「ブルーキングワイヤー」の販売を本格化した。
電気さくの仕組み ※青線部が電気さく線
農業従事者にとって、田畑を荒らす動物被害は深刻な問題。野生のクマの行動をコントロールする手段として「電気さく」が用いられるが、このうち野生動物が直接触れる部分が電気さく線と呼ばれる製品(イラスト青線部)で、電牧器から電気さく線(樹脂繊維に金属線が織り込まれたワイヤー)にパルス電流を流すと、触れた動物に大きなショックを与える。動物に電気さくを「触れてはいけない危険なもの」と認識させ、生活圏等への侵入を防ぐ。
未来のアグリが、近年急増するクマ被害対策への要望に応え、強度・耐候性・導電性・視認性に優れたクマ対策用電気さく線として販売を本格化した「ブルーキングワイヤー」は、電気さく線として異例の直径約3.5mmの極太サイズで、一般的な製品に比べ約2倍の断面積。強度の秘密は内部の金属線の太さにあり、引張強度試験では、当社比約1.6倍の強度を誇る。抜群の強度で、万が一クマが電気さくに驚いて突進してきても、容易に切断されない強靭さを持つ。
また、耐候性にも優れ、直径3.5mmの太さで紫外線による劣化率を大幅に緩和。促進耐候性試験による8年相当の紫外線を当てた後の引張強度は同社比4.3倍と顕著な差が出た。さらに、導電部は極太ステンレス線に加え、導電性の高い直径0.3mmのすずめっき銅線も編み込まれ、導電性能に優れている。このほか、電気さくは、動物の目に見えやすいことも重要だが、青色はワイヤーの太さと相まってよく目立つことから、一度触れた動物に対して「要注意!触ったら痛い!」と思わせる心理的効果を高める。
◎電気さく線「ブルーキングワイヤー」
・線の太さは極太3.5mm。紫外線劣化を抑制
・クマ等の大型動物に対応する極太ステンレス線を採用し導電性を向上
・視認性を重視した濃い青色
施工も簡単。クマ用電気さくに欠かせない単管碍子を新発売
単管碍子 施工例
電気さくでは多くの場合、細く柔軟な支柱を用いるが、対クマ用電気さくには、より太く丈夫な単管(直径48.6mmの鋼管)を使いたいという声も多く寄せられていた。そこで、工具無しで単管に取り付け可能な新製品「単管碍子」を発売。ブルーキングワイヤーと強度の高い支柱に単管碍子を組み合わせることで、クマの突進等による衝撃に負けない強度の高い電気さくが完成する。
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