西洋ナシ、カキ8%減、くり12%減 平成30年収穫量2019年4月5日
農林水産省は、平成30年産の西洋ナシ、カキ、クリの結果樹面積、収穫量と出荷量を発表した。
農水省の統計によると、西洋ナシの全国の結果樹面積は1470haで前年産の1%にあたる20haが減少。全国の10aあたり収量は1830kgで前年産に比べ120kg(6%)下回った。これは、7~8月の高温、少雨の影響で果実の肥大が抑制されたことと、一部地域での台風による落下被害の影響による。
収穫量は2万6900t、出荷量は2万3700tで前年産に比べ収穫量は2200t(8%)、出荷量は1万4200t(8%)減少した。都道府県別の収穫量は山形県が全国の約7割を占めている。
カキの全国の結果樹面積は、1万9100haで前年産に比べ700ha(4%)減少した。収穫量は20万8000t、出荷量は17万2200tで、前年産に比べ収穫量が1万6900t(8%)、出荷量が1万4200t(8%)減少。都道府県別の収穫量割合は和歌山県の19%を筆頭に、奈良県(14%)、福岡県(8%)、岐阜県(7%)、愛知県(6%)、新潟県(5%)の6県で全国の約6割を占めた。
クリの全国の結果樹面積は1万8300haで前年産に比べ500ha(3%)減少。これは高齢化による労力不足にともない廃園があったことによる。
収穫量は1万6500t、出荷量は1万3000tで、前年産に比べ収穫量で2200t(12%)、出荷量は1500t(10%)減少。都道府県別の収穫割合は、茨城県が27%、熊本県が16%。以下愛媛県(5%)、岐阜県(4%)、埼玉県(4%)と5県で全国の約6割を占める。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































