小学生と米粉パンを試食 山本農相-消費者の部屋で2016年8月24日
農林水産省の消費者の部屋は8月22日から「お米で日本を元気に!~食べて! 見て! 知ろう お米・米粉の魅力~」をテーマに米や米粉商品などを展示している。24日は山本有二農相が訪問し米粉パンを試食した。
特別展示では米・米粉商品のほか、めざましごはんキャンペーンの紹介や、米飯学校給食の推進の取り組み、米を使った郷土料理の紹介など米消費拡大に向けた取り組みも紹介している。
また、米ピューレや米ゲルといった米の新しい利用法や、微細な粒の米粉製造が可能になったことから米粉のシフォンケーキなども紹介されている。
この日の試食メニューはグルテンを含まないパン。NPO法人国内産米粉促進ネットワークの高橋仙一郎専務が山本農相に「米粉だけを使いホームベーカリーで焼いた米粉パンです」と紹介した。
会場にいた小学生を一緒に食べようと誘った山本農相は「もちもち感があるね。少し焼くと米粉パンのほうがおいしいかもしれない」などと話した。また、高橋専務は焼いて6日めの米粉パンも紹介。山本農相からそれを振る舞われた小学生の母親らは「6日めでも、もちもちしておいしいです」と驚いた様子だった。
武蔵野市から来たという小学生は米粉パンを初めて食べた。「お米の味が少し残っている感じがしました」と話した。
米粉は水を吸着しやすい性質があるのでしっとり感、もちもち感があることや、小麦粉と同じぐらい微細に製粉する技術が開発されたことで商品のバリエーションが増えたことなど農水省の担当者らは説明していた。
25日(木)は「米粉カレー」、26日(金)は「米粉を含んだスナック」の試食が予定されている。時間はいずれも正午から。「消費者の部屋」は農林水産省北別館1階。展示時間は午前10時から午後5時まで(26日は午後1時まで)。
(写真)小学生とともに米粉パンを試食する山本農相。この日はグルテンを使わない米粉だけで作ったパンが提供された。
(写真左下)米ピューレなど新しい米の利用についての説明を受ける山本農相。米ピューレは介護食としての利用も期待されている。
(写真右下)山本農相にグルテンフリーの米粉パンなどについて説明する国内産米粉促進ネットワークの高橋仙一郎専務(左端)
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