【新組合長に聞く】JAこばやし(宮崎県)寺師組合長「厳しい畜産環境の中で独自支援などに力」2023年6月15日
今年新たに就任したJAの組合長に、直面する課題や今後の抱負について聞く「新組合長に聞く」。4月19日に選任された宮崎県のJAこばやしの寺師幸則組合長に聞いた。
JAこばやし 寺師幸則組合長
寺師組合長は、同JAの企画管理部長や常務理事(2期)を経て組合長に就任した。
寺師組合長は直面する課題について「物価高による資材高騰などに全力で取り組む必要があります。畜産を軸に展開するJAとして、酪農や和牛、生産肥育などすべてが厳しい環境の中、昨年は肥料代や餌代などに3億4000万円の独自支援対策を行い、今年も和牛の下落対策などに取り組んできました。歯を食いしばって頑張っている農家のみなさんにJAとしてしっかりやれることに取り組まなければいけないと考えています」と述べた。
そのうえで今後の抱負について、「コロナ禍で様々な行事が失われ、組合員との関係が薄れてしまった部分があるので、まずしっかり組合員とのつながりを作り直したい。新たな事業構築としては、自給飼料や稲わらの供給体制など自分たちでできることについて仕組みを作っていきたいと考えています。さらに農業振興の中で優良な繁殖牛の改良対策や露地園芸の拡大にしっかり取り組むとともに、農業体験や食育も含めた消費者との交流活動も展開したいと考えています」と語った。
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