【新組合長に聞く】JAひだか東(北海道)桑田組合長「『笑う門には福来る』でまず明るい組織づくりを」2023年7月13日
今年新たに就任したJAの組合長に、直面する課題や今後の抱負について聞く「新組合長に聞く」。北海道では初の女性組合長として4月18日に選任されたJAひだか東(北海道)の桑田美智代組合長に聞いた。
JAひだか東管内は、競走馬育成に関わる牧場も多く、桑田組合長自身も競走馬を生産育成する牧場のオーナーを務める。北海道初の女性組合長として注目されている桑田組合長は、直面する課題について、「厳しい経営状況がが続いており、いかに事業を組み立てて改善に向けていくかが当面の課題です」と語る。
JAひだか東
桑田美智代組合長
そこでまずJA内のモチベーションを上げるために、就任後、職員にまず明るくあいさつすることを呼びかけたという。「笑う門には福来ると言いますし、私自身、中途半端な時間に事務所を訪れても『おはようございます』と大きな声であいさつすることを心がけています。すぐに新しいことを始めるのは厳しい中、JA内の活性化の1つとして進めています」と語る。最近は管内の牧場ゆかりの競走馬の活躍で活気も生まれているといい、「こうした流れを好循環につなげたい」とも話す。
農作物関係では、いちごの品種改良に向けた取り組みが進んでいるのに加え、軽種馬の馬ふんを堆肥にしたアスパラガス
の評判が高いとして、「こうした特産物を通して農業振興も進め、産地を盛り上げていきたいと考えています」と抱負を述べた。
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