米菓用の新品種「ゆきみのり」育成 農研機構2013年11月14日
農研機構中央農業総合研究センターは、このほど米菓加工適性があり、多収の水稲モチ新品種「ゆきみのり」を育成した。国産米を原料とした安定した米菓加工に貢献でき、新潟県で、平成26年度から作付が計画されている。
多収の「北陸粳175号」と早生で多収の「奥羽粳373号」の交配種。従来の「ヒメノモチ」と比べて、出穂期が同じで成熟期がやや遅く、育成地(新潟県上越市)では、早生品種になる。標準の施肥栽培で13%の多収となった。
いもち病にはやや強く、耐冷性、穂発芽性はともに中程度。モチの硬化性は「ヒメノモチ」より高いため、早く硬くなる。
製菓会社(亀田製菓)との共同研究によると、「ゆきみのり」の米菓(かきもち)は歯ごたえがあり、歯ごなれが良いことが分かった。籾の先端の色(ふ先色)が赤色のため、一般のうるち品種と区別できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日
-
「もしもFES名古屋2024」名古屋・栄で開催 こくみん共済coop2024年4月26日
-
農水省『全国版畜産クラウド』とデータ連携 ファームノート2024年4月26日