輸入小麦の政府売り渡し価格3%引き上げ 農水省2015年2月27日
農林水産省は2月26日、27年4月期(4月?9月)の輸入小麦の政府売り渡し価格の改定を発表した。
4月期の算定期間は26年9月?27年2月。この間の小麦の国際価格(シカゴ相場)は1ブッシェル平均5.4ドルで昨年10月期算定期間(26年3月?8月期)の平均6.2ドルより低水準となった。潤沢な世界在庫量が見込まれたことが要因。海外運賃も新造船の増加や中国の石炭輸入の減少などによる船舶需給の緩和、燃料価格の下落で低下傾向だった。
一方、為替相場は昨年10月期算定期間の平均1ドル103円が4月期は同115円と一段と円安が進んだ。このため小麦の平均買付価格は前期にくらべやや上昇した。
その結果、改定ルールに基づく4月期の輸入小麦の政府売り渡し価格は5銘柄加重平均で1トン6万70円と前期にくらべて3.0%の引き上げとなる。パンや麺などの小売価格に占める原料小麦代金の割合はそれほど大きくないことから、農水省は今回の引き上げが消費生活に与える影響はきわめて限定的だとしている。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日
-
利用者と作り手が交流 オリジナル商品の「推し菓子」オンライン投票 パルシステム東京2025年10月14日
-
新営農型発電所「たまエンパワー生活クラブ前戸発電所」竣工式開催2025年10月14日
-
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月14日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月14日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月14日