東洋ライス 金芽米事業の展開状況を説明2015年7月8日
東洋ライス(株)は7月2日、東京都中央区の本社において、国内外での金芽米の取扱い状況を説明した。
東洋ライス(株)の金芽米は、昨年9月にイトーヨーカ堂の「あたたか金芽米」シリーズ、11月にはセブン&アイHDからセブンプレミアムの「粒揃いの金芽米」、今年2月にはイオンリテールから「金芽米富山こしひかり」が発売された。
金芽米は、大手量販店のオリジナル商品としての導入が相次いでおり、平成24年から全国展開している「タニタ食堂の金芽米」に続き、販売量も順調に増加している。
業務用では、(株)プレナスの「ほっともっと、やよい軒」で「金芽米ごはん」を採用、(株)エトワール海渡、象印マホービン(株)、(株)リコー本社事務所、セイコーエプソンなど大手企業の社員食堂が金芽米を導入、徳島県名西郡石井町と奥州市JAふるさと管内では、地元玄米を金芽米に加工し学校給食に導入、東京都足立区立梅島小学校でも学校給食に導入されている。
聖路加国際病院(東京都中央区)では、6月から金芽米と金芽ロウカット玄米を入院患者食用として採用、栄養士が患者の病状に合わせて使用するコメを選び、提供している。健康に役立つコメとして真価を発揮しているという。
海外展開では、金芽米の輸出量は昨年度対比約2倍増の122t(業務用8割、店舗販売2割)と大きく増加した。金芽米販売店舗は米・ニューヨークで13店舗、西海岸7店舗、アジア地域では台湾6店舗、香港4店舗、シンガポール6店舗でも取り扱いが始まった。
また米国・マイアミの有名和食レストランでの金芽米採用が決まり、6月18日に出荷したという。フランス・パリの日系スーパーでの取扱いも始まる予定だという。
国内外で、金芽米の普及に拍車がかかる状況のようだ。
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