JA柳川 水稲・大豆講習会を開催 福岡県2024年6月4日
福岡県にある南筑後普及指導センターでは、高品質・安定生産を目指し、5月14日にJA柳川営農センターにて、令和6年産水稲・大豆講習会が開催された。
講習会の様子
令和5年産水稲・大豆は、7月上旬の多雨、8月の少雨や9月中下旬の害虫の多発生などがあったものの、生育は良好で台風の被害も少なく豊作となった。JA柳川では、令和5年産から大豆「フクユタカ」から県育成の新品種「ちくしB5号(ふくよかまる)」へ転換された。同品種は、大中粒比率が高く、JA柳川の令和5年産大豆の平均反収は、8年ぶりに200kg/10aを超えた。
講習会では、水稲では基肥の減肥や中干しの徹底、大豆では土壌pH矯正や適期播種の重要性について説明。福岡県南筑後普及指導センターでは、大豆適期播種の一手段として部分浅耕一工程播種を推進しており、昨年現地試験で得られた増収効果についても併せて報告された。生産者からは「土壌pHが低いとどのような症状が出るのか」といった質問や「本年産から部分浅耕一工程で播種をしてみたい」など声が聞かれた。
福岡県南筑後普及指導センターは、関係機関と連携を密にしながら、水稲・大豆の高品質安定生産とともに、生産者の経営改善に向けた支援していくとしている。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ウメ、モモなど果樹全般にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年5月23日
-
【注意報】キャベツにコナガ 全県で多発のおそれ 秋田県2025年5月23日
-
全農 政府備蓄米 出荷済み10万t超に 進度率52%2025年5月23日
-
備蓄米の随意契約には新たなプレイヤーも参加を 小泉農相が小売りの現場を視察2025年5月23日
-
主食用米 対前年40万t増 水田の作付意向4月末2025年5月23日
-
25年産米概算金 全農にいがた「2.6万円以上めざす」 県内JAに通知2025年5月23日
-
店頭価格5kg2000円台で備蓄米販売 国産米離れ防ぐ目的 JAグループにも説明へ 小泉農相2025年5月23日
-
【人事異動】農水省(5月21日付)2025年5月23日
-
(436)フェイクフードとフードセキュリティ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月23日
-
大阪・泉大津市、市民に米販売へ「 5キロ3000円台」で 食の安心へ産地と連携2025年5月23日
-
「大分味一ねぎ」を使用した商品、県内セブン‐イレブンが発売 宇佐市長を表敬訪問し報告 JA全農おおいた2025年5月23日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)県予選 広島、千葉で副賞や参加賞提供2025年5月23日
-
ブルボン×ニッポンエール「フェットチーネグミPREMIUMピーチパイン味」新発売 JA全農2025年5月23日
-
JA全農かながわ、テレビ神奈川と共同開発「湘南ゴールド」香るご褒美スイーツが登場 ファミリーマート2025年5月23日
-
2025年 備蓄米関連ニュースまとめ【放出・政策・需給動向】2025年5月23日
-
イネカメムシ発生状況と防除対策 最新情報まとめ(2025年版)2025年5月23日
-
「パートナーシップ構築宣言」公表 日本農薬2025年5月23日
-
耕作放棄地や農地を「無理に守らない」「適切な規模に畳む」「余白を活かす」 人口減少社会に向き合う"縮充"で新事業 むじょう2025年5月23日
-
「新米を待つ声に応えたい」 個人向けに「定期便」や「業務用玄米」も導入 鳥取八頭町の田中農場2025年5月23日
-
令和7年度「ニーズに基づく播種前契約のための取組支援事業」募集開始 全米販2025年5月23日