全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
24年産米の相対取引価格、小売価格が高めで推移するなか、全農いわては、9月に決めたJA概算金を主要銘柄で2000円、追加で支払うことを決めた。
全農いわては9月、24年産米の仮渡金(JA概算金)を決めた。前年と比べ約35~37%引き上げた。その後、販売環境の好転を受け、11月1日、主要3銘柄でJA概算金を2000円、追加で支払うと決めた。その結果、ひとめぼれが1万9000円(前年比+6600円)、銀河のしずくが1万9500円(前年比+6600円)、あきたこまちが1万8500円(前年比+6600円)となった。
決定前に集荷した新米にも、遡って適用する。1000円を超える追加支払いは過去に例がない。
今回の決定について、全農いわての杉村靖米穀部長は「9月9日にJA概算金を決めた後、引き合いが高まるなど販売環境が好転したので、早めに生産者にお返ししようと追加支払いを決めた。集荷対策もあるが、それが主ではない。それぞれのユーザーが年間に使う数量を確保する見通しがなかなか付けられないのではないか。(現在は)需給が締まっているが変動が激しく、先を見通すのが難しい環境下にある」と話している。
24年産米のJA概算金では、全農あきたがすべての銘柄で一律2000円、全農みやぎが主要銘柄で3000円の追加払いを行っている。
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