「食肉の未来を考える」テーマに国際食肉科学技術会議 22年に神戸で開催2020年1月27日
国際食肉科学技術会議(ICoMST)が23年ぶりに日本で開催される。
第68回国際食肉科学技術会議(ICoMST2022)のチラシ
ICoMSTは、1955年に設立されたヨーロッパ食肉研究者会議がきっかけの国際会議で、食肉と食肉製品に関する世界の研究者・技術者の専門的・総合的な討論の場として、世界で年に一度開催されている。日本では1999年に第45回大会が横浜市でアジアで初めて開催された。2022年に、神戸市が会場となる第68回大会はわが国で23年ぶり2度目の開催となる。
今回の大会では「食肉の未来を考える」をメインテーマとして、▽世界の食肉市場▽日本からのメッセージ(世界に誇る和牛、ブランド肉など)▽食肉微生物・安全性▽食肉の生産・品質▽筋肉生物学・生化学▽新技術▽食肉製品・利用▽食肉と健康の8セッションが予定されている。
食肉の生産から利用と流通までに関係する科学技術は、各国の研究者や技術者の努力で日進月歩の発展を遂げている。これら食肉に関する世界の研究者や技術者が一堂に会する場で、最新の研究成果が発表されることから、日本の畜産・食肉産業の発展につながること期待される。
また、この機会に日本の和牛をはじめとする牛肉、豚肉、鶏肉、ハム・ソーセージなどを世界各国から来た参加者にPRすることで、輸出拡大につなげる絶好の機会となるとの期待もある。
概要は次のとおり。
▽会議名称 第68回国際食肉科学技術会議
(International Congress of Meat Science and Technology)
▽主催者 日本食肉研究会
▽開催時期 2022年8月21日(日)から25日(木)までの5日間
▽開催場所 神戸市国際会議場
(兵庫県神戸市中央区ポートアイランド 神戸市港島中町6-9-1)
▽参加予定者数 約40か国・地域400人(海外約200人 国内約200人)
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