流通量少ない比内地鶏 今こそ食べて応援! クラウドファンディング開始2020年4月24日
北秋田地域の魅力を発信し地域活性化をめざしている(一社)秋田犬ツーリズム(秋田県大館市)は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、苦境に立たされている比内地鶏の関係者を応援するため、クラウドファンディング「#比内地鶏を食べて応援」プロジェクトを立ち上げた。5月31日まで寄付を募っている。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、観光地や飲食店から客足が遠のいたことで、比内地鶏の流通は大きく減少し、出荷は平年の3割まで落ち込む深刻な状況となっている。
大館市のJAあきた北比内地鶏生産部会では、5月から比内地鶏の生産数を4割削減することを決めたが、比内地鶏は出荷まで150日以上飼養するため、減産してもすぐに供給数を止めることができない。
そこで、秋田犬ツーリズムでは、比内地鶏の消費を促進し、秋田県の宝である比内地鶏を守る取り組みとして購入型クラウドファンディング「#比内地鶏を食べて応援」を立ち上げ、生産者から比内地鶏の詰め合わせセットを直送する。
比内地鶏はもともと流通量が少なく、手軽に手に入る食材ではないが、「ぜひこの機会を利用して食べて応援してもらえれば」と期待を寄せている。
◎クラウドファンディング概要
実施期間:4月22日~5月31日
最低目標金額:100万円(一口10,000円×100個、消費予想200羽)
リターン商品:
【応援1万円Aコース】比内地鶏と温めるだけのお惣菜セット(冷凍)
【応援1万円Bコース】絶品!比内地鶏の調味料セット(常温)
発送:終了後6月末までに発送
◎返礼品
■比内地鶏と温めるだけのお惣菜セット(冷凍)
一口:1万円
・比内地鶏正肉(1kg)
・比内地鶏ストレートスープ(200cc×2)
・比内地鶏濃縮スープ(200cc×2)
・比内地鶏ステーキ 塩(100g)
・比内地鶏ステーキ 醤油(100g)
・比内地鶏ステーキ みそ(100g)
・比内地鶏やわらか手羽先 塩胡椒(5本入り)
・比内地鶏やわらか手羽先 醤油(5本入り)
・比内地鶏やわらか手羽先 みそ(5本入り)
・比内地鶏ハンバーグ 照り焼き風(150g)
・比内地鶏ハンバーグ 和風(150g)
・比内地鶏たまごのそぼろ(100g)
・比内地鶏甘辛そぼろ(100g)
■絶品!比内地鶏の調味料セット(常温)
一口:1万円
・比内地鶏参鶏湯(450g)
・比内地鶏白スープ(1kg)
・比内地鶏スープ 醤油(300g)
・比内地鶏スープ 塩 (300g)
・比内地鶏ご飯の素 醤油 (2合用)
・比内地鶏ご飯の素 塩(2合用)
・比内地鶏ご飯の素 ごぼう(2合用)
・比内地鶏濃縮スープ (200g)
・比内地鶏おかゆ
・比内地鶏味付たまご
・きりたんぽ専用だし 郷味(300g)
・比内地鶏の親子丼の素 (2人前)
比内地鶏は、名古屋コーチン、薩摩地鶏と並ぶ日本三大美味鶏の一つに数えられている秋田県の特産品。その品質を維持するため秋田県が定める厳格な比内地鶏ブランド認証制度によって管理されている。
通常のブロイラーと比較すると、うまみ成分のイノシン酸が豊富で、鶏肉本来のコクと香りが豊か。また、適度な歯ごたえがあるのも特徴で、かめばかむほど肉の旨みが出てくる。出汁もおいしく、秋田の郷土料理きりたんぽ鍋に欠かせない食材として親しまれてきた。
同プロジェクトには、比内地鶏の生産者や加工・販売者など4者(本家比内地鶏、JA秋田たかのす、秋田比内や、秋田活性化)が参加している。
日本三大美味鶏の比内地鶏
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】果樹などにチュウゴクアミガサハゴロモ 県内で初めて確認 兵庫県2025年12月16日 -
【特殊報】トマト青かび病 県内で初めて確認 栃木県2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(1)2025年12月16日 -
【プレミアムトーク・人生一路】佐久総合病院名誉院長 夏川周介氏(中)農村医療と経営は両輪(2)2025年12月16日 -
全中 新会長推薦者に神農佳人氏2025年12月16日 -
ひこばえと外国産米は主食用供給量に加えられるのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年12月16日 -
米トレサ法で初の勧告措置 「博多天ぷら たかお」が米産地を不適正表示2025年12月16日 -
鳥インフルエンザ 兵庫県で国内7例目を確認2025年12月16日 -
「第3回高校生とつながる!つなげる! ジーニアス農業遺産ふーどコンテスト」受賞アイデア決定 農水省2025年12月16日 -
「NHK歳末たすけあい」へ150万円を寄付 JA全農2025年12月16日 -
米の流通に関する有識者懇話会 第3回「 研究者・情報発信者に聴く」開催 JA全農2025年12月16日 -
【浅野純次・読書の楽しみ】第116回2025年12月16日 -
北海道農業の魅力を伝える特別授業「ホクレン・ハイスクール・キャラバン」開催2025年12月16日 -
全自動野菜移植機「PVZ100」を新発売 スイートコーンとキャベツに対応 井関農機2025年12月16日 -
Eco-LAB公式サイトに新コンテンツ開設 第一弾は「バイオスティミュラントの歴史と各国の動き」 AGRI SMILE2025年12月16日 -
国内草刈り市場向けに新製品 欧州向けはモデルチェンジ 井関農機2025年12月16日 -
農機の生産性向上で新製品や実証実験 「ザルビオ」マップと連携 井関農機とJA全農2025年12月16日 -
農家経営支援システムについて学ぶ JA熊本中央会2025年12月16日 -
7才の交通安全プロジェクト 全国の小学校に横断旗を寄贈 こくみん共済coop2025年12月16日 -
北海道上川町と未来共創パートナーシップ協定を締結 東洋ライス2025年12月16日


































