養豚テクノロジースタートアップのEco-Pork 経営体制を強化2021年4月5日
(株)Eco-Pork(東京都墨田区)は4月2日、取締役会の設置と新規取締役・監査役の就任により経営体制を強化することを発表。創業者の荒深慎介氏が取締役Porker事業統括責任者に就任し、鈴木健人氏が取締役経営戦略統括責任者に就任、リアルテックホールディングス(株)の山家創氏が監査役に就任した。
左から監査役 山家氏、代表取締役 神林氏、取締役 荒深氏、取締役 鈴木氏
同社は、4月1日に開かれた臨時株主総会で、取締役会設置会社への移行、取締役および監査役の選任を決議。平成最後のニク・イイニクの日である2017年11月29日に創業した同社は、これまで代表取締役1人体制だったが、ガバナンス態勢を強化し、経営の効率化と持続的かつ健全な事業成長をめざす。
荒深氏は、Eco-Porkの共同創業者で代表の神林隆氏と共にPorkerの開発・拡販に取り組んでおり、日本全国の養豚農家とのリレーションがある。取締役就任後はPorker事業の責任者としてさらなるPorkerの改善・販促に取り組む。
養豚農家の息子として生まれた鈴木氏は、メガバンクグループに就職し、融資業務やM&A業務に携わっていた。Eco-Pork入社後は社内のコーポレート業務全量を取り仕切るとともに資金調達を実行している。取締役就任後は、養豚自働化へ向けた外部連携及びファイナンスの責任者として戦略立案と実行を担う。
山家氏は、リアルテックホールディングスが運営するリアルテックファンドの出資先として、直近では東証マザーズへの上場を果たした株式会社QDレーザへの出資実績がある。今後は、Eco-Porkの加速度的な成長へ向けて支援する。経営体制の革新により、ICT/IoT/AIの技術を活用した「養豚自働化」のさらなる普及を進め、養豚農家の課題解決を進める。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日