システムフォレストとイノセントが業務提携 IoT×農畜産関連機器の新サービスを提供2021年5月12日
九州・沖縄地方を中心にクラウドを活用した地方創生に取り組んでいる(株)システムフォレスト(熊本県人吉市)は、畜産業、販売促進事業、エネルギー事業の総合商社である(株)イノセント(宮崎県都城市)と4月1日から協業を開始。IoTと農畜産関連機器を合わせた新たなサービスの提供を始めた。
IoTとAIソリューションビジネスを展開するシステムフォレストは、農畜産業分野でも多くの導入実績があり、特に養豚業における導入・サポートでは、九州だけでなく全国でのサポート実績がある。事業規模や、異なる農場環境に合わせた課題解決手法の提案からアフターサポートまで、高く評価されている。
養豚業の現場では、就業人口の減少や高齢化による担い手不足だけではなく、飼料費をはじめとするコストの課題を抱えている。繁殖成績の向上や肥育部門の充実による、より高品質な豚肉を生産し付加価値額を高めることが持続可能な養豚事業の経営戦略の一つであるため、協業では、畜産業でも特に未来へ向けた「日本の養豚業」の継続性を強力に支援していく。
今後のサービスは、イノセントが販売している、飼料タンクの残量計測機器「SiloMetric」とシステムフォレストが展開するIoTのテクノロジーを組み合わせ、飼料タンクの残量をリアルタイムにスマートフォンで可視化するサービスを開始。さらに、スマートフォンと連携し自動的に飼料を発注できるサービスなど、イノセントが提供している機器とITテクノロジーを融合していく。将来的には2社協同でIoT/AIを活用したデータの収集や分析、新事業の展開とサービスの企画開発などに取り組む。
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