プリマハムグループと共同でAIカメラの実証実験を開始 コーンテック2021年7月5日
株式会社コーンテック(熊本県熊本市)は、プリマハムの養豚食肉事業を展開する子会社の太平洋ブリーディング株式会社(福島県双葉郡富岡町)と、畜産DX事業の一環としてIoT・AIカメラを設置し、豚の個体別データの蓄積及び画像データ解析など、自家配合プラントの導入に取り組む実証実験を開始した。

畜産業界はアナログな業務管理が多く、人材確保が難しい昨今の労働者背景や防疫の観点からも人の介在を減らすことが求められる。
コーンテック社は独自にAI開発を行い、監視カメラやセンサーを施設導入することで豚の行動を解析。解析データに基づき、豚の体重測定や健康状態の把握のほか、施設の気温・湿度の監視し、データ管理やアラート通知を行うサービスを提供している。現在公開中のベータ版に加え、今後は豚の個体識別ができるようAIすることで、これまでは見えてこなかった個体ごとの成長管理や、衰弱や死亡判定などの健康管理などの実現をめざす。
また、家畜の餌にかかる費用の割合は経営コストの60%以上を占めるほど大きく、畜産が儲からない体質の要因となっているため、同社は「自家配合プラントの構築」と「飼料マネジメント」を畜産農家ごとにコンサルティングし、畜産の"手間"と"コスト"の削減に取り組んでいる。太平洋ブリーディングに対するコンサルティングでは、「自家配合プラントの構築」とエコフィードの活用など「飼料マネジメント」を通して餌のコストダウンを実現するほか、肉質の改善などをめざす。
AIカメラによる豚の個体識別による成長・健康管理
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