ホクレン 乳価据え置き 学校給食・病院向け乳価引き上げ2024年3月26日
ホクレンは3月25日、2024年度の用途別原料乳価についての合意事項を発表した。
同日開いた生乳受託販売委員会(道内生乳生産者の代表者による重要事項審議組織で委員数は34名)で協議し合意した。
決定内容は飲用向けのうち、学校給食や病院向けなど集団飲用向けを1kg10円引き上げ(引き上げ率8%)、それ以外の用途別原料価格は据え置く。適用は4月1日から。
昨年8月に飲用向け乳価が改定されたが、集団飲用向けは引き上げていなかったため、今回、引き上げで乳業メーカーと合意した。
ホクレンによると昨年8月の乳価改定と12月の乳製品向け乳価改定で年度の総合乳価を比較すると、今年度は昨年度に比べて1kg2円50銭引き上げとなるという。
一方で乳価改定の製品価格値上げの影響で飲用を中心に消費が進んでいないことも踏まえてその他は据え置きで合意した。
また、コロナ禍以降の需給緩和対策として生産者の拠出による生乳販売対策については、酪農経営の状況をふまえて、拠出金の圧縮について乳業メーカーと協議をしていくことに合意した。
決定内容は約140社ある全取引先のうち、道内で取引のある大手乳業、中堅乳業15社と合意したもの。その他の乳業メーカーとは今後交渉していく。
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































