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2013.05.31 
JA人づくり まず一歩、踏みだそう一覧へ

 JA全中は昨年12月に「『次代をつなぐ協同』を担うJA人づくり」全国運動方針(JAグループ人づくりビジョン)を決めているが、5月にはJA段階で職員を対象にした「人材育成基本方針の策定にあたっての基本的考え方」と25年度全国実践強化策を策定し、研修会などを開催し取り組みを進めている。キーワードは「自ら学ぶ」、「JAが主体」など。JA担当職員を対象に5月14日に開かれた研修会では「まず一歩を踏み出そう」と強調された。

◆「やらされ感」なくす

 昨年の大会決議では「支店を核に組合員・地域の課題に向き合う協同」が提起されているが、これを実現するにはJA、さらには支店ごとに戦略立案や実践が求められることになる。そのため今回の「JAグループ人づくりビジョン」は「JAの主体的・自律的な人材育成」を最大の目的としている。いわば「やらされる」ものではないという認識が必要になる。
 その人づくりは、JAがそれぞれの経営理念・経営戦略に基づいて「求められるJA職員像」、「めざすJA職員像」を明確にし、どう職員を育てるか、その具体策を「人材育成基本方針」として策定することが今回の運動は目標としている。JAによっては、すでに「人事労務基本方針」が策定されているが、今回はその見直しに取り組むことも提起した。さらに今回は、JAの人材育成の主体づくりの取り組みも重視。トップ、人事教育担当部署、ミドルの3者がそれぞれの役割を認識し、機能発揮することも課題だ。

◆全員で山に登り続ける

5月14日、新横浜で開催された「JA人材育成プロフェッショナル研修 5月14日に東日本のJAを対象に開催された「JA人材育成プロフェッショナル研修」では人材育成方針の作成などを「中央会やコンサルタントに依頼するものではない」ことが強調され「まずJA内に動きを作ることから始めよう」と提起された。
 ただ、手当たり次第に始めたのでは「一過性に終わる」ことから、若手・女性職員、管理職、役員などさまざまな立場の役職員に話を聞き、「めざすJA像とそれを実現するJA職員像」実現にとって、何が課題となっているかをつかむための“手間をかけることの重要性”が指摘された。
 このような取り組みを通じて「自分たちの今の位置」を把握し、「一歩、踏み出す勇気」をもって人材づくり、活力ある職場づくりを進める。その一歩を踏み出す勇気を持つためにも「最初の目標は3年間で5合目、など頂上ではなく低い目標でもいい」など、実践的な考え方も提案された。ただ、肝心なことは「全員が登り続ける」というJA全体の取り組みにすることだ。もちろん人材育成方針を策定すること自体が目標ではなく、活力ある職場づくりが目標であることは言うまでもない。 JA全中では「JA人材育成プロフェッショナル研修」には2年間で全JAの受講を目標にしている。


(写真)
5月14日、新横浜で開催された「JA人材育成プロフェッショナル研修


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