全中会長選 立候補受付開始2017年6月9日
JA全中は6月8日の理事会でJA全中会長の選出方法と日程を決めるとともに、立候補の受付を開始した。
会長候補者の資格は組合員代表として支持されていることを前提に(1)JAの組合長・会長または経営管理委員会会長である者、(2)JAの理事または経営管理委員であって県中・県連の会長(県本部運営委員会会長含む)である者、のいずれかを満たすとともに、任期中は全中業務を最優先で遂行可能な者とする。
年齢は就任時70歳未満とする。
今回はブロック推薦(6ブロック)を要件とせず、資格を満たせば47都道府県から立候補できる仕組みとする。
役員推薦会議は、会長候補「推薦者」選出にかかる方法等を協議決定し、投票が実施される場合は、役員推薦会議が投票結果をふまえて会長候補「推薦者」を決定する。投票はJA組合長などが選ばれているJA全中代議員(定数251名)が行う。
立候補受付は6月15日が締切り。20日の役員推薦会議で立候補者を確定する。22日に候補者の所信説明会を開き、その後、7月5日までの間に代議員による投票を行う。
5日の投票締切後に開票し「推薦者」を決定する。13日の役員推薦会議で会長以外の役員候補者を決定し、28日の全中理事会で総会提出議案として決定する。
新会長含む全中新体制は8月10日の臨時総会で選任される予定となっている。
JA全中の奥野会長は8日の定例記者会見で次期会長に求められることとして「農協改革も大事だが、日本農業の構造改善のほうがもっと大事という精神が必要」などと話した。
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