JA全農 台湾に輸出拠点2018年8月3日
JA全農子会社のJA全農インターナショナルは4月27日に台湾子会社を開設し5月から営業を開始した。現在、全農台湾事務所を併設する申請もしている。
全農グループはこれまで米国、英国、シンガポールに輸出拠点を設置し米国、ヨーロッパ、アジアへの輸出拡大に取り組んできた。今年4月に香港現地法人(全農香港事務所を併設)を設立し、5月には全農グリーンリソース・タイ(株)に担当者を配置した。
台湾は日本の農畜産物の輸出先では香港、米国に次ぐ第3位。2017年の輸出総額では13.2%を占めている。台湾向けの牛肉輸出も昨年16年ぶりに解禁され、今年1~5月の台湾向け牛肉輸出額は全体の2割を占めた。
新設した台湾子会社は台湾全農インターナショナル(株)。農畜産物とその加工品、食品、酒類を含む飲料などの輸入と台湾内での営業、加工、販売と第3国への輸出も行う。JAグループは今後も日本産の農畜産物・加工品の輸出と現地での実需までつながるサプライチェーンづくりに力を入れていく。
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