収穫体験が「あんず酒」に コープながの、コープデリ連合会2019年10月28日
長野県のJAながの管内の千曲市は、あんずの産地として知られる。地元JAが主催する収穫体験などの交流が契機になって、コープながの(本部=長野市)とコープデリ連合会(本部=さいたま市)が、千曲市産のあんずを100%使ったリキュール「香りさわやかあんず酒」=写真=を開発した。10月28日から販売する。
長野県千曲市・森地区にある「あんずの里」は、古くから有名なアンズ日本一の生産量を誇る。春には「一目10万本」と呼ばれる景観で光の名所にもなっている。ただ収穫期間が短いことから、人手不足で収穫できず、熟して落ちてしまうものも多い。
生産者の人手不足を補うことにもなるコープながのの収穫体験は、会員の提案で実現した。コープながのは地域の生産者やメーカーと協力して地産地消を進め、地元のコープならではの商品の取り扱いを進めている。
アルコール度数10%。1本(1000ml入り)で598円(税込)。28日から県内2店舗で販売。宅配サービスは11月4日から。ほかに東京都、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県のコープデリ会員生協でも販売する。
(写真)JAの収穫体験から誕生したあんず酒
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