協同組合の源流 欧州でリーダー研修-JA全青協2020年1月14日
JA全青協(JA全国農協青年組織協議会)は1月13日から18日まで令和元年度の「農協運動におけるリーダー育成のためのJA青年組織新任役員研修」を実施する。次世代の地域農業と農協運動のリーダーを育成するために開催しているもので、今年はドイツのライファイゼン博物館など欧州の協同組合関係団体などを訪ね、協同組合と農業現場などを視察する。
役員研修の意義を話す今野会長
出発前の13日午後には千葉県成田市内のホテルで国内研修を行った。
JA全青協の今野邦仁会長は政府の農協改革に対してJAグループは自己改革によってJAを総合事業として発展させていくことに取り組んできたことから、「今回はわれわれが担い手としてJAの総合事業を学び、地域のJAを引っ張っていくための研修だ」と狙いを話し、そのため欧州の協同組合や農業政策を学ぶ研修にしたとした。
欧州ではCOPA(欧州農業団体連合会)とCOGECA(欧州農業協同組合連合会)を訪ねるほか、オランダの温室栽培、世界最大の花市場であるアールスメールで欧州の農産物取引の実態を学び、ライファイゼンの生家では協同組合の源流をたどる。
研修には今野会長、杉山副会長ら15名が参加する。全国連の若手職員もサポート役として参加する。
13日の国内研修では協同組合であるJAの成り立ちと特徴、経済・信用・共済事業の概要などを各全国連の担当者が説明した。参加者は「欧州の農業を肌で感じたい。参加者とも連携を深めたい」などと話していた。
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