「コシヒカリ」の刈取適期調査を実施 JA加賀稲作部会協議会など2020年8月28日
石川県のJA加賀稲作部会協議会と能美小松営農推進協議会は、中生種「コシヒカリ」の刈取適期調査を8月24日と25日に実施した。
調査によると、JA加賀管内の刈取始期は9月1日で、同8日までが刈取適期。JA小松市管内とJA根上管内の刈取始期は9月2日で、同10日までが刈取適期。JA能美管内の刈取始期は9月3日で、同10日までが刈取適期となった。
また、同協議会は管内に向け、高温年における刈り取りまでの今後の管理について、「収穫直前までの水管理」と「適期刈取」に注意するよう以下の通り呼びかけている。
(1)収穫直前までの水管理
今後も気温の高い日が続くと予想される。登熟を高め、未熟粒や胴割粒の発生を防止するため、土壌の飽水状態を保ち、収穫5日前まで間断通水を実施する。
(2)刈遅れに注意
出穂後、登熟期間が高温で経過していることから、胴割米が発生しやすい条件となっている。胴割米を防止するため、きめ細かにほ場を確認し、籾黄化率が80%になったほ場からすみやかに収穫を始め、85%までに収穫を終えること。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日