福井県下の全JAが「特退共制度」加入を実現-JA全国共済会2020年12月4日
福井県下の全JA(2JA)は10月、JA全国共済会が実施する「特退共制度」へ加入した。12月4日ウェブ会議システムを使って記念式典を行った。
東京・大手町JAビル内のJA全国共済会会議室で。櫻井会長(左)と冨田会長
JA全国共済会の特退共制度は所得税法で定める「特定退職金共済制度」であり、掛金はJAが損金算入できるとともに、付加される利息相当額も非課税となるなど税制上の優遇措置があり、職員の退職金原資の外部積立制度として多くのJAが活用している。
JA福井県中央会は経営指導の一環としてJA経営の安定化と職員が安心して働ける職場づくりの観点から特退共制度の活用を促進してきたが、このほど100%JAの加入を実現した。
櫻井宏JA全国共済会会長(JA岐阜中央会会長)は冨田勇一JA福井県中央会会長に同会の尽力と指導力に謝意を述べ感謝状と100%JA加入実現記念に係る目録を贈呈した。
冨田会長は「4月にJA合併し、このたび100%加入を実現した。担当者の努力があったものと思っている。JA全国共済会も安全安心、確実な運用を旨として、これからも農業協同組合の退職金制度にご尽力を」などと述べた。
特退共制度加入JA数は444JA(加入率90.2%)。役員の退職慰労金の積立、役職員の財産形成制度として活用されている「施設」の加入JA数は294JA(加入率59.8%)。(令和2年9月30日現在。府県域で共済会を設置し退職金共済事業を行っている岩手、神奈川、長野、静岡、京都、福岡、鹿児島、沖縄の8府県を除く)
重要な記事
最新の記事
-
不測事態の食料確保、スマート農業法など3法案 衆院で審議スタート2024年4月25日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年4月25日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年4月25日
-
【注意報】ウメ、モモ、などに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2024年4月25日
-
【特殊報】キュウリに「キュウリ黄化病」府内で初めて確認 京都府2024年4月25日
-
電動3輪スクーター「EVデリバリー」JA豊橋に導入 ブレイズ2024年4月25日
-
ほ場作業の約9割を自動化するオートコンバイン「YH6135,A7135,A」発売 ヤンマー2024年4月25日
-
むらぐるみの共同労働【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第288回2024年4月25日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「農村は国の本」~焚書として消された丸本彰造著『食糧戰爭』が復刻された2024年4月25日
-
【JA人事】JA水戸(茨城県)新組合長に園部優氏(4月21日)2024年4月25日
-
【人事異動】フジタ(4月1日付)2024年4月25日
-
米麦水分計PB-Rを新発売 ケツト化学2024年4月25日
-
全国の小学校・児童館に横断旗を寄贈「7才の交通安全プロジェクト」こくみん共済 coop2024年4月25日
-
自然とふれあう農業体験 伊勢崎市で27日に開催 パルシステム群馬2024年4月25日
-
野菜の鮮度保持袋で物流2024年問題解決へ「JAGRI KYUSHU」に出展 ベルグリーンワイズ2024年4月25日
-
粉末化でフードロス解決に挑戦 オンラインセミナー開催 アグリフューチャージャパン2024年4月25日
-
長期保存食「からだを想う野菜スープ」シリーズ新発売 アルファー食品2024年4月25日
-
生産者と寄附者が直接つながる「ポケマルふるさと納税」が特許取得 雨風太陽2024年4月25日
-
焼けた香りや音に満足感「パンの食習慣」アンケート実施 パルシステム2024年4月25日
-
埼玉県産いちごの魅力を伝える「いちごソング」が完成2024年4月25日