石川佳純選手が愛媛の子どもたちを指導 松山で卓球教室を開催 JA全農2022年10月3日
JA全農は10月1日、全農所属・卓球日本代表の石川佳純選手が全国47都道府県をめぐる、子ども向けの卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアー」を愛媛県松山市の愛媛県武道館で開催した。
イベントに参加した石川選手と愛媛の子どもたち
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」は、石川選手が全国各地の人々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的として企画された。今回で4回目の開催となり、全農主催は、第一回の福島県での開催に続き2回目。
愛媛教室では開催に先立ち、全農の広報・調査部の新妻成一部長が「国産のお肉や野菜をごはんと一緒にたくさん食べて、健康な身体をつくりましょう」と子どもたちを激励。石川選手は「愛媛に来れてすごく嬉しいです。今日は、皆さんと卓球をしたり、お話しすることで、これからの練習に少しでも役立てられるように頑張りたいです」とあいさつした。
参加者の手を取ってアドバイスする石川選手
教室では、石川選手が自らのプレーを披露すると、子どもたちは「ボールのスピードが速い!」、「サーブの回転が凄い!」と、プロの技を目の前に感激した様子。練習の際には球出しを行うなど子どもたちを直接指導した。また、参加者・スタッフ約60人と連続でラリーをつなぐ企画にも挑戦。失敗しても会場には笑顔があふれ、全ラリーを終えて石川選手も拍手で全員の健闘を讃えた。
その後のトークショーでは、石川選手自身が"食"にまつわる経験談を語るほか、子どもたちからの質問にも笑顔で答え、愛媛県の子どもたちとの交流を楽しんだ。また、"〇×クイズ大会"では、石川選手も子どもたちと一緒に挑戦。「かんきつ王国の愛媛県では、40種類以上の柑橘が栽培されている。〇か×か」など開催地・愛媛県の農畜産物にまつわる問題や栄養学にまつわる問題が出題された。
クイズには、「石川佳純選手が昨日の夜に食べたご飯の中で一番美味しかったのは鯛めしである。○か×か」とご当地ならではの出題も。石川選手は「昨日いただいた鯛めしはとても美味しかったです。愛媛は美味しい食べ物ばかりですね」と答えた。正解数の多かった子どもたちには、全農の商品ブランド「ニッポンエール」のグミがプレゼントされた。
さらに、「スポーツと食」をテーマにしたトークショーも開催。普段から食事に気を遣っている石川選手は「炊飯器とお米を持って行って、試合前に必ずおむすびを食べます」と海外遠征時の食事や「ニッポンの食」の大切さについて語った。
「来年の世界選手権に出場することが目標」と語る石川選手は、開催中の「2022世界卓球選手権成都大会」が団体戦であることを受けて「団体戦ではチームワークがとにかく大切。自分の役割をしっかり理解して、自分の試合が終わった後もチームのために何ができるかを考えることが重要です」と団体戦を戦う上でのポイントを話した。
石川選手へ質問をする参加者
子どもたちからの質問コーナーでは「まだ試合に出たことはありませんが、出られるように練習しています。試合に出るときは、何に気を付ければ良いですか」という質問に、「初めての試合は緊張すると思うけど、頑張って練習してきた自分を信じる事が一番。頑張ってね」と笑顔で回答。子どもたちは緊張しながらも石川選手との交流を楽しんでいた。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ブロッコリーの黒すす病にSDHI剤耐性菌が発生 北海道2025年12月25日 -
【Jミルク脱粉在庫対策】基金初発動1.2万トン削減 なお過剰重く2025年12月25日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年12月25日 -
協同組合の価値向上へ「鳥取県宣言」力強く2025年12月25日 -
【世界を診る・元外交官 東郷和彦氏】トランプ再来の嵐 自国利益に偏重2025年12月25日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】なぜ日本は食料難の経験を教科書から消したのか?2025年12月25日 -
すべての都道府県で前年超え 2024年の県別農業産出額 トップは北海道2025年12月25日 -
【農と杜の独り言】第7回 祭りがつなぐ協同の精神 農と暮らしの集大成 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年12月25日 -
国連 10年に一度「国際協同組合年」を決議2025年12月25日 -
秋田と山形の3JAが県越え連携協定2025年12月25日 -
日本産の米・米加工品の輸出促進策を議論 「GOHANプロジェクト」で事業者が意見交換 農水省2025年12月25日 -
26年産の農家手取り「2万5000円めざす」 暴落の予兆に抗い再生産価格を確保 JA越前たけふ2025年12月25日 -
笹の実と竹の実【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第370回2025年12月25日 -
茨城県で鳥インフル 97万羽殺処分へ 国内10例目2025年12月25日 -
ホットミルクと除夜の鐘 築地本願寺でホットミルクお振舞い JA全農2025年12月25日 -
適用拡大情報 殺虫剤「ロムダンフロアブル」 日本曹達2025年12月25日 -
水稲用一発処理除草剤「トリニティジャンボ」を上市 3剤型体制を構築 石原バイオサイエンス2025年12月25日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月25日 -
鳥インフル ブラジルからの生きた家きん輸入一時停止 家きん肉等を輸入保留 農水省2025年12月25日 -
千葉県香取市「令和8年度地域おこし協力隊」農業など6分野で募集中2025年12月25日


































