Z-GIS初級者向けWEB講習会を開催 ポリゴン作成やデータ入力の方法を紹介 JA全農2022年12月26日
JA全農耕種総合対策部スマート農業推進課は、2022年12月21日に「Z-GIS初級者向けWEB講習会」をオンラインで開催した。Z-GISのダウンロード、ログイン方法からポリゴンの作成方法、データの作成や保存の方法について、実際の操作を交えながら紹介された。
Z-GISの画面
Z-GISは、2022年12月から2023年3月まで新規申込者を対象に4ヶ月無料キャンペーンを行っている。同講習会は、キャンペーン等を通してZ-GISを知り、入会した会員をフォローするという趣旨で行われた。
日本の農業は担い手の減少、高齢化等により労働力不足が深刻な問題となっており、スマート農業を活用することによる生産性の向上が求められている。JA全農では経営管理栽培システムに注力して、スマート農業の普及に取り組んでいる。一方で、初期投資が高額であることを理由にスマート農業の導入に慎重な意見もある。
Z-GISはJA全農が安価に提供するシステムで、地図上のほ場の形に合わせて作成したポリゴンとExcelの情報を紐づけて管理することができる。保存したデータはExcelで管理したい項目などを自由に追加、変更することができ、これまで白地図やノートといった紙媒体で管理していたほ場の情報をデジタルで管理することが可能。Z-GISの公式ホームページでは使い方の動画や練習用のワークシートも公開されており、誰でも簡単にスマート農業を始めることができる。
同講習会では、Z-GISのダウンロードからログインの方法、ほ場の形に合わせたポリゴンの作成からExcelを使った管理項目の追加する方法について、実際に操作を行いながら説明がされた。ポリゴンは作成した後でも、形を変更することができ、ポリゴンの情報が含まれたデータをExcelで編集してから、Z-GISの画面にドラッグ&ドロップで簡単に表示させられることも説明された。さらに、ポリゴンが紐づいてないExcelをZ-GISで紐づけできるようにするインポーター機能についても説明があった。
また、eMAFF農地ナビからダウンロードしたデータをドラッグ&ドロップで読み込ませることで、複数のほ場の一度に地番情報付きのポリゴンとしてZ-GISに読み込ませる方法も紹介された。Z-GISにはZ-GISクラウドという機能があり、専用のクラウドストレージにデータを保存することができるため、端末が壊れてしまってもZ-GISクラウドに保存したデータを他の端末から読み込ませて編集できることも伝えられた。
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