新潟県の4JAが合併 「JAえちご中越」が発足 新潟県最大規模のJAに2023年2月1日
新潟県の中越地区の4JAの合併による「JAえちご中越」が2月1日、発足した。組合員数は准組合員も含めて7万6481人で新潟県内で最大規模となった。

発足式であいさつを述べる吉田経営管理委員会会長
JAえちご中越は、JA越後ながおかとJA越後さんとう、JAにいがた南蒲、JA柏崎の合併により誕生した。本店所在地は、長岡市今朝白2丁目。経営管理委員会会長に、にいがた南蒲経営管理委員会会長だった吉田文彦氏が就任、代表理事理事長にはえちご長岡常務理事だった山口浩聡氏が就任した。
合併後の組合員数は、正組合員数3万7419人、准組合員数3万9062人で合わせて7万6481人。貯金残高は6164億円、貸出金残高は1060億円で、いずれも新潟県内最大規模となる。JA管内は8市町村にまたがり、面積は約2000平方kmに及ぶ。
同JA管内では、人口の減少や担い手不足、農家の高齢化などが進んでおり、経営基盤を強化し、スケールメリットの発揮や経営資源の有効活用により、農業者の所得増大や農業生産の拡大などを目指す。
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