埼玉の農産物をPR 農商工連携フェア2023年2月2日
埼玉県内の農業・食品産業が一堂に会し、県産品をPRする「埼玉県農商工連携フェア ~農と食の展示・商談会」が2月1日、さいたま市の「さいたまスーパーアリーナ」で開かれた。埼玉県と埼玉りそな銀行の共催で、実開催は3年ぶり。埼玉県を中心に約180社の〝農〟と〝食〟に関わる農畜産物の生産者、食品加工業者などが、1000品目に及ぶ生鮮職員や食材、加工品を出展し、埼玉県の産品をアピールした。
終日、来場者で賑わった農商工連携フェア
会場のさいたまスーパーアリーナには出展者のブースが並び、午前10時の開会から午後5時まで、大勢の参加者で賑わった。埼玉県で栽培された新鮮な農産物や家庭・ギフト・業務用の加工食品、地元ならではの食材を使ったスイーツ、オーガニック商品、ヴィーガン商品、埼玉で造られた日本酒や地ビール、一部、関西や東北・九州などからの友好出展もあった。
JAグループからは、JA埼玉中央がイチゴや伝統野菜の「のらぼう菜」、JAくまがやはプライベート商品の備蓄用「アルファ米」、JA埼玉ひびきのはもち米パックご飯「かんな清流米」などを紹介した。22社が出展した「農業発!新商品お披露目会」や「Made saitama 優良加工食品大賞入賞商品コーナー」も賑わった。
JAグループの出展ブース
JA全農さいたま園芸販売部直販企画課の田島浩之課長は「大きな産地はないが、埼玉県では多種多様な農産物がとれ、消費地に近いので新鮮なうちに届けることができる。このことを知って、もっと埼玉県の農産物を食べてほしい」と期待を込めた。
このほか、会場ではアイガモ農法で有機米の栽培に取り組む生産者が、「安全でおいしい有機栽培の米や野菜をもっと食べて欲しい」と訴え、またニンジンやゴボウなどのオリジナルドレッシングの開発に取り組み女子大学のブースでは「素人なので、販売が難しい。ノウハウを学びたい」と、JAなどの支援を求める声が聞かれた。また友好出展の兵庫県淡路島のタマネギの販売業者は「シェアの低い関東への出荷に力を入れたい」と話していた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(164)-食料・農業・農村基本計画(6)-2025年10月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(81)【防除学習帖】第320回2025年10月18日
-
農薬の正しい使い方(54)【今さら聞けない営農情報】第320回2025年10月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第114回2025年10月18日
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日