JA全青協新会長に稲村政崇氏を選任 「国民の農業理解へ率先して発信を」2023年3月22日
JA全青協(全国農協青年組織協議会)の臨時総会が3月22日、開かれ、令和5年度の会長を選任する投票が行われ、副会長の稲村政崇氏(JA北いしかり青年部)が新会長に選ばれた。稲村氏は「全国5万人の盟友から声や知恵をいただき、先頭に立って取り組みます。国民の皆さまに食べ物や農業を理解してファンになっていただけるよう、率先して発信に取り組みます」などと抱負を述べた。
令和5年度の全青協会長に選任された稲村政崇氏
令和5年度の全青協会長選任をめぐっては副会長2人が立候補し、臨時総会で行われた投票の結果、稲村氏が新会長に選任された。投票が行われたのは平成30年以来、5年ぶり。あいさつに立った稲村氏は「先輩から青年組織の会長になるということは決してピラミッドの頂点に立つのでなく、横に向けて矢じりの先頭に立っていく立場と聞いています。厳しい情勢ですが、全国5万人のみなさまから声や知恵、行動力という武器をいただき、取り組むことを約束します」と決意を述べた。
稲村氏は、昭和57年生まれ。北海道農協青年部協議会会長や全青協理事を経て昨年5月から全青協副会長を務めている。
総会後、稲村氏は農業協同組合新聞の取材に応じ、改めて就任後の活動に向けた抱負を述べた。この中で稲村氏は、全青協の活動について、全国各地の単位組織などが消費者や子どもを対象にした食農教育に取り組んできた土台があることに触れて、「これからの時代は国民の皆さまに食べ物や農業を理解してファンになっていただかないと厳しい時代が来ると思っています。発信という作業には青年組織が率先して取り組まないといけないと思います」と国民理解の醸成に向けた取り組みへの意欲を示した。
また、協同組合として、例えば酪農など一番厳しいといわれる品目をみんなが声を出して支え合い、助け合うような価値観を今一度確認したいと述べたうえで、5万人の盟友がいることが最大の武器であると強調、農業を取り巻く厳しい状況の中で同じ方向を向いて取り組んでいくことが重要であるとして、「先頭に立って政府や行政なりにしっかり皆さまの声を届ける活動に取り組んでいきたい」と改めて決意を語った。
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