常呂町の在来種 希少な「ところピンクにんにく」ホクレンで販売開始 JAタウン2023年8月7日
JA全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」のショップ「ホクレン」は7月31日、北海道のオホーツク海沿岸に位置する常呂の名産品「ところピンクにんにく」の予約・販売を開始。9月上旬から順次発送する。
「ホクレン」は、野菜・果物・乳製品など、北海道の安全・安心で信頼のブランドの商品を400種類以上取り揃えている。
中でも「ところピンクにんにくは、他のホワイト種などのにんにくと比較すると、香り成分と辛み成分が強いにんにくで、収穫した直後は、薄いきれいなピンク色。
北海道開拓期から受け継いだ在来種で「幻のにんにく」と言われてきた希少品種で、これまで品種改良をすることなく、独自の増殖体系によって、その特性を守り続けてきた。
ところピンクにんにくの圃場
流氷も来るほど冬の気温が下がるこの地域ならではの環境で、常呂川が育んだ肥沃な大地の力を最大限に活かすため、4年以上の輪作で減農薬・有機質肥料で栽培。北海道が推進している「YES!Clean農産物」の認証を取得している。
また、2022年4月には、農林水産省が認定する、地域ごとに特徴のある農水産品の産地ブランドを保護する制度である地理的表示(GI)保護制度の認定を受けた。「常呂」で育った「ところピンクにんにく」を、日本各地はもちろん世界に発信できるよう、生産者一丸となって栽培面積の維持・拡大と先人が残してくれた栽培技術を伝承し続けている。
ところピンクにんにく
重要な記事
最新の記事
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日
-
野菜ソムリエが選んだ最高金賞「焼き芋」使用 イタリアンジェラートを期間限定で販売2024年4月26日
-
DJI新型農業用ドローンとアップグレード版「SmartFarmアプリ」世界で発売2024年4月26日