辻発彦氏ら元プロ野球選手が熱血指導 佐賀県武雄市で「JA全農WCBF少年野球教室」開催2023年10月2日
王貞治氏が理事長を務める世界少年野球推進財団(WCBF)は9月30日、「JA全農WCBF少年野球教室」を佐賀県武雄市で開催。元プロ野球選手ら豪華な講師陣が野球少年たちに直接指導を行った。
子どもたちにバッティングを披露する辻講師
元プロ野球選手が講師を務めるこの教室は、今年で31年目を迎えた。武雄教室には、同市の少年野球8チーム、小学生、指導者、保護者ら計199人が参加。五十嵐亮太氏(ソフトバンクOB)、田村藤夫氏(日本ハムOB)、辻発彦氏(西武OB)、井端弘和氏(中日OB)の元プロ野球選手4人が直接指導した。
開校式では、佐賀県出身の辻講師が「皆さんが少しでもうまくなるように、我々講師陣も一生懸命指導します。皆さんの中から将来プロ野球で活躍してくれる方が現れるとこの上ない幸せです」とあいさつ。続いて全農の広報・調査部広報SR課の岡八寿博課長は、「食べる事は体を動かすうえで重要なこと。国産農畜産物をたくさん食べて、将来この教室に講師として戻ってきていただく事を期待いたします」とあいさつした。また、JAさがから各講師に「佐賀牛肩ロース」が贈られた。
野球教室は、ウォーミングアップ後、全講師で走塁の基本をレクチャー。五十嵐講師による投げ方の基本では「怪我をしないためにはリラックスして投げること」と伝えた。また、投手、捕手、内野手、外野手のポジション別に分かれ、「投げる」「捕る」「打つ」「走る」などの基本を分かりやすく指導。子どもたちは講師のアドバイスを聞き、真剣な表情で実技に取り組んでいた。また、バッティングの基本では、辻講師が実際にバッティングを披露し、「普段から実践を想定した練習が大切」と子どもたちに伝えた。
野手の指導をする井端講師
指導者講習会では、トレーナーの石川慎二氏が、ケガを予防するためのストレッチやトレーニング方法について実技を交えて講義。また、スポーツ栄養教室では、 管理栄養士の越野彩氏が、保護者を対象に成長期の子供に必要な栄養や運動時の食事の摂取などについて講義を行った。
参加者には、JAさがからうれしの茶のペットボトルが、全農より「包装餅」のほか、協賛各社からは国産農畜産物などが贈られた。
今回の野球教室には、野球YouTubeチャンネル「トクサンTV」から「トクサン」と「ライパチ」さんが来場。子どもたちと一緒に野球のレクチャーを受けながら、当日の様子をレポートした。「トクサンTV」で配信予定。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日